「問題を感じる分だけ理想がある。」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「どうしても自分の悪いところに意識がいきます。」

このような相談を受けることがります。

患者さんについても

自分自身について

いいところを見つけて、

承認するそういう関わり方をしたい。

そう思っても、

なかなかどうしても

自分の悪いところに意識がいってしまう。


そういう人もいます。

私もそういう時があります。

いいところを見るようにしたい

そう思っていても、

ついつい

「あれもできなかった。」

「これもできていない。。。」

そういう思いになることもあるのです。


そういう時には

無理して、

前向きに考えようとしない

にしています。


無理に肯定的に捉えようとしても、

しっくりこない感覚になるからです。


そういう時はまず

自分のできなかったことなどを

しっかり確認して、

そして、それを確認できた自分を

認めるようにしています。


さらに、その上で、


その出来なかった事が

気になっている自分は

いったい何が得たかったのだろうか?

と考えるようにしています。

できなかったことに意識を向けるというよりも

本当はどうありたいのか?

理想の自分を見つける

というところに意識を向けるのです。

本当に本当は自分は

どうありたいのか?

そういうこと

日常生活ではあまり考えなかったりします。



だからこそ、こういう時こそ

よく考えてみるのです。

しかし、このような話をすると

たいてい

「その理想がぼんやりしているんですよ。。。」


とか

「自分の理想がはっきりすればいいと思うんですけど、、、」

こんな風に語る人がいます。




そうです。

問題の意識にいる時

理想を描こうっとしたって、

なんだかぼんやりしている。

こんなでいいのかな?っていう

曖昧な感覚になる。

そういうことはよくあるものです。


だけど、理想はぼんやりしていていいんです。

ぼんやりしていてもいいので、

自分の理想らしきものについて

考えてみたり、

紙に書いてみたり

話ができそうな人がいたら

話をしてみたり、

そんなことをしてみると

良いです。

ぼんやりはしていても

自分には理想がある。

そのように考えるようにすると

元気が出てきます。

自分の悪いところに意識がいってしまうというのは、

それだけ、自分には理想がある。

そのように思うと、

少しモチベーションが上がってきます。


私はこのように考えて日々過ごしています。


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