「病棟の看護師さんに協力してもらうコツ」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「病棟の看護師さんを、うまく動いてもらうコツが知りたい。

看護師さんにもっとリハに協力してもらいたい。」

このような悩みを持って、

私のセミナーに参加される方が結構いらっしゃいます。

リハビリ職にとって、看護師さんに協力してもらうというのは、

大きな課題だと思います。


通常病院のような部署では、

看護師さんの数は、リハビリ職と同等かそれ以上に人数がいます。


また、患者さんの日常生活を身近で支えているのは、


看護師さんであることも多く、

看護師さんとうまく協力関係を作って働いていくことは大切となります。


しかし、看護師さんとの連携において、

つまづいてしまう

難しいと感じてしまう。


そういうセラピストが多いのも事実のようです。

特にリハビリ職からの提案に対して、

「危ないからできない」

「忙しいからできない。」

などの理由で

提案を差し戻されてしまう。

また特にリハビリ職は全体的に

20代〜30代の若い職員も多く

看護師さんはわりと年配の方も多くいて

ジェネレーションギャップがあったり、

年配者の意見が通りやすい現状があったりして、

リハビリ職の声がなかなか響かない。

ということも多いものです。

こんな時大切なことは、

相手にとって、「動きやすい」

言い方、伝え方を工夫することだと考えています。

相手にとっての動きやすさを考えるのです。


例えば、

「患者さんのADLが落ちないようにしてください。」


と言うよりも、

「患者さんのADLが落ちないように、日中起こす時間を作って欲しいのですが、どの時間帯ならできそうですか?」

と相手の都合も加味して聞いてみる。


当たり前のような話しですが、

どのような提案ならば

相手が動いてくれそうか?

を考えて伝えます


また、看護師さんは基本的にリスクを避けようとする性質があります。

ですので、こちらも今からやってもらうことが

いかにリスクを回避することにつながるか?

それが伝わる言い方を工夫します。


例えば、


「患者さんを日中臥床させていると拘縮が進んで、介助も大変になるので、

日中は起きている時間を増やしたほうがいいですよ。」

とか


それをしないことで、どんなデメリットがおきるのか?


それを伝えるように工夫しています。




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