どのように相手のニーズを引き出していけば良いでしょうか?」
このような相談をいただくことがあります。
ここで、患者さんと会った時に、
役に立つ患者さんーセラピストの関係を
3つに分類するアセスメント法を紹介します。
それは、
(1)ビジタータイプ
(2)コンプレイナントタイプ
(3)カスタマータイプ
という3つの分類法です。
これは解決志向ブリーフセラピーという心理療法のモデルの一つです。
心理療法だけでなく、
リハビリの分野でも活かせると思うので紹介いたします。
この3つのタイプ簡単に説明しますと
(1)ビジタータイプは、
自分から問題やニーズを表明しない患者さん。
(2)コンプレイナントタイプは、
自分には問題がなく、他の人が悪いと表明する患者さん。
(3)カスタマータイプは、
やる気満々で、積極的な患者さん。
そのような分類法です。
今回、話題になった意欲低下で、ニーズを表明しない方。
こういった方は、
ビジタータイプであると評価できるのです。
そして、このような方とのコミュニケーションでは、
まず
リハビリに来てくれたこと
参加している事
それ自体を誉めたり、ねぎらったり、
そのような関わりがとても大切です。
ここを外すと、次のリハビリにつながらなくなる可能性が大きいのです。
ですので、私はこういった方のニーズを引き出すためには、
まず誉める。
ねぎらう。
そういう関わりを重視しています。
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4月のメルマガは、3つの大きなテーマを立てて、それぞれについて
5つの観点から配信する予定です。
まず第1弾は
意欲を引き出す質問術シリーズ
です。
人の意欲を引き出すような質問を5回にかけてご紹介いたします。
4/2配信
「どうやってやったの?と聞いて意欲を引き出そう!」
4/4配信
「あなたがやってくれたの?と聞いて承認しよう!」
4/6配信
「いつもどうしているの?と対処を聞いてねぎらおう!」
4/8配信
「何を大切にしているの?価値観を聞いて賞賛しよう。」
4/10配信
「何ならできそう?できそうなことを聞いて行動につなげよう!」
第2弾は
他職種への伝え方シリーズ
です。
効果的な他職種への伝え方のコツについてご紹介します!
4/12配信
「結論から伝えよう!」
4/14
「相手にどうなって欲しいのか考えよう!」
4/16
「書くことを面倒がらずにやってみよう!」
4/18
「自分と違うタイプがいることも心得よう!」
4/20
「自分の思いを乗せてみよう!」
第3弾は
落ち込む自分の立て直し方
についてお伝えします。
4/22配信
「いいところを見つけよう!」
4/24配信
「身体を動かそう!」
4/26
「言語化にこだわろう!」
4/28
「未来を想像しよう!」
4/30
「できそうなことを探してみよう!」
こんな感じで配信予定です!
場合によっては、ちょっと内容が変わるかもしれませんが、
こんな予定で書いていこうと思っています!!