「他職種との連携がうまくいかず、
コミュニケーションスキルの学習をしています。
よく先輩から人を変えようとするのではなく、
まず自分が変われと指導されます。
相手が変わらず、
自分ばかり変化を強いられるのは、
なんだかしっくりこないのですが、、、、」
このような相談をいただくことがあります。
確かに心理学やコミュニケーションの学習をしていると
人を変えるにはまず自分から。
であったり、
過去と他人は変えられない。
なので、まず自分から。
といったことがよく言われます。
自分からしてみると、
仕事がうまく進まないのは、
相手が不勉強で悪いからであって、
相手が変わればいいことなのに、
自分が努力して相手に合わせて、
コミュニケーションをとるなんて、
釈然としない。
そう思う方もいるかもしれません。
このような時は、
まず自分の目標を確認することからやってみましょう。
自分は仕事において何を達成したいのか?
この質問を
何度も自分にしてみるのです。
そして、その達成したい目標のために
他者の協力が必要なのであれば、
その人の協力を得られるように
コミュニケーションを工夫する。
このような意識を
もってみるのです。
相手が悪いとか
自分が悪いとか
相手が変わるべきなのに、
自分が変わらなきゃならないなんて、、
というような意識から
離れて、
まず自分は何を成し遂げたいのだろうか?
この自分の目標を明確にするのです。
これができるようになると、
その目標のために、
どんなアプローチがもっとも効果的か?
と考えられるようになり、
そのアプローチの中の一つとして、
誰かに協力を頼む。
そのために自分のコミュニケーションのやり方を工夫してみる。
そのような発想が生まれるかと思います。
今回の話がみなさんにとって臨床でのヒントになれば嬉しいです。
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