学生指導の際に他職種情報をどのようにとるか? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「他職種からの情報をどのように取ったらいいでしょうか?

実習中の課題で、

他職種から情報を取ることが課せられているのですが、

他職種の方に、

○○さんについて治療方針を教えてくださいと

聞きに行くと嫌な顔をされたり、


逆に『なんでそんなこと聞くの?』と質問をし返されたりして、

コミュニケーションがうまくとれないことがあります。」

このような相談を、

実習中の学生さんや

学生指導中のセラピストから受けることがあります。

実習指導においても

他職種連携は難しいものです。

まだ、他職種の学生さんが聞く質問内容が、

時に「そんなこと突然聞かれても。。。」

と思われるようなことであったり、

「それは私に聞くようなことではないでしょ?」と

思われたり

「忙しいのに学生の相手なんかしてられない」

と思われたり、

してしまうこともあるものです。

このような場合、

私が学生に伝えていることは

「とにかく、

”聞かなくてはいけないから聞いている感”をなくし、

”聞きたいから聞いている感”を出すことが、ポイントだ」

と伝えています。


「聞かなければいけないから聞いている。」

「学校の課題だから聞いている」

このような感じが出ると、答える相手は途端に

話す気をなくすことがあります。


自分が対象者の方と関わって、

疑問に思ったこと。

その中から

これは他職種に聞かなくてはわからない。

そう思ったことを、

質問という形で絞り込んで、他職種へ聞いていく。

このようなコミュニケーションの取り方が取れるように、

指導しています。


これは実習指導だけでなく、

日頃のコミュニケーションでも同じですね。

相手に関心を持って、

これは聞きたいと思ったことを絞り込んでから聞く。

ただ、

聞かなきゃいけないから聞くという態度は、

人に嫌われたり、

うまく答えてくれないものです。


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