患者さんとの距離感について指導にするにはどのようにしたらいいでしょうか? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「患者さんとの距離感について指導にするにはどのようにしたらいいでしょうか?

最近実習に来た学生さんが、随分患者さんとの距離感が近いように感じます。

ただ距離感が近いなーと感じているのは私だけかもしれませんし、

このようなときどのように指導したらいいでしょうか?」

このような相談をいただくことがあります。




患者さんのとの距離感。

確かに、距離感というのは主観的な判断でもありますので、

少し指導しづらいテーマかもしれません。

なぜ、指導しづらいのか?

例えば、患者さんが明らかに距離感が近すぎて嫌がっている。

そのような様子が観察できれば、

そのことを学生さんにフィードバックすればよいのです。

しかし、患者さんからのクレームなどがあったわけでなく、

ただ指導者がみて、「なんか近いなー」と思ったのであれば、

その主観的な感覚をいかに伝えるのか?

そこで悩む人もいるかと思うのです。


私は、このようなときなるべく具体的に出来事をフィードバックできるように、

工夫しています。


患者さんと話すときの言葉かけが友達と話をしているように話していた。

とか

患者さんと、1mくらいの距離で話をしていた。

とか

患者さんへのボディタッチが多いように見えた。

などなど。

なるべく具体的にどの出来事を見て

距離感が近いと感じたのかを伝えるようにしています。


このように伝えた方が、言われた学生さんも

私の○○の行動を見て、距離感が近いと感じる人もいるのだな。

と振り返れるのではないかと考えています。





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