「作業療法士の仕事がなんだかわからなくなりました。
私はデイケアで働く作業療法士です。デイケアでは多職種で働いているのですが、
みんなで同じ仕事をすることが多いのです。
みんな一緒に食事介助や排泄介助。レクリエーションなどをやっていると、
作業療法士としてこれでいいのかな?
と思ってしまいます。
作業療法士として自信を持って働くにはどうしたらいいでしょう?」
このような相談を受けることがあります。
職業アイデンティティの問題というのは
古くて新しい問題。
どこの部署やどこの職場でも多かれ少なかれあって、
誰もが一度は悩むことがあるのではないかと思います。
ここでは、デイケアでの相談を取り上げてみましたが、
病院であっても、PTとOTの職域の違いに悩んで、
「PTとは違うことをしなければ!」とOTの人が悩むとか、その逆のパターンであるとか、
そういうことって結構あるのではないでしょうか?
こういうとき本当に大切なことは、
「自分は本当に本当はどんな仕事をしたいのか?」
それについて、何度も自分で考えてみること。
または同僚とよく話し合ってみることです。
とにかく自分の中に
「こんな風に働きたい!」そのような理想を掲げるということです。
このように考えるとき、
とかく「こうなるといいな?でも、○○だからだめだな。難しいな。」と、自分で思ったことをすぐその直後に打ち消してしまう。
そういう発想してしまう方が多いです。
これでは、なかなか自分の理想を明確にできません。
まずは、「こうなったらいいな?
そしてさらにそれができたとしたらどうなるだろう?」と
次から次へと、理想を展開させていくことが大切です。
慣れないうちはあまり考えづらいかもしれませんが、
このような思考の習慣を身につけていくと
だんだんと自分のやりたい仕事が見えてくるかと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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