目標を持とうと言われても難しいのではないですか? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

先日のアメブロ記事「最近仕事がつまらないです。といわれたら。。。」に対して質問をいただきました。



「後輩から仕事がつまらないと相談を受けたときに、

『目標を持ちましょう』と後輩と指導しても、難しいのではないでしょうか?

仕事に対して行き詰まりを感じている状態なので、

その状態から目標を持とうとするのは無理があるように思うのですが、、、」

このような質問です。

確かに、仕事がつまらない。

そんなネガティブと思える状態から、

目標を持とう!と気持ちを切り替えていくのは、

少しハードルが高く難しいように思いますね。


ただ、ここで一つ考えていきたいことは、

後輩から仕事がつまらないんです。。と相談を受けているという事実です。


人が誰かに相談をするということ。

これは、これだけで、もうすでに、その人の中に、

この状態を何とかしたい!

そんな解決に向けての力が出てきている状態なのです。

もし、本当に今の仕事になんの期待も情熱も持てず、

働くことさえ嫌になってしまったら、

誰にも、何にも相談せず、さっさと辞めてしまったり、

病気になって、仕事に来れなくなってしまいます。


「仕事がつまらない。」と人に相談する。

これは、「本当はもっと楽しく仕事がしたい。」

または、「もっとやりがいをもって仕事がしたい。」

そのように思っている気持ちの裏返しです。


その気持ちを丁寧に聞き取り、

拾ってあげたあと、

「本当はどんな風に仕事がしたいの?」

そんな風に目標を聞いてみると、

ちょっと自分のやりたいことについて

話ができるようになるかもしれませんね。

今日の話が何か皆さんのヒントになれば嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。



こんな感じのメルマガを2日1回のペースで書いています。

他にも読んで見たい方。

下記リンクから登録よろしくお願いいたします。

メルマガ登録はこちら