「障害を抱えて生きる患者さんの話を上手く傾聴できません。
相手の事を考え受け取りながら、
リハビリの提案をする場面で、
『元気なあなたにはわからないだろうけど、
とてもそんなことする気にはなれないよ。』
と言われてしまいます。
どんな風に、相手を受け取りつつ、
こちらの話をしたらいいでしょうか?」
こんな相談を受けました。
どうしたいいでしょう?
みなさんならどうしますか?
こう答えたら良いというような
明確な答えはないと思います。
私なら、「確かに大変ですよね。
こんな状況で、リハビリだと言われても、
やる気になれないのもわかります。
今みたいにまず自分の気持ちを言葉にして話すだけでも、
良いと思いますよ。
まずは話すことだけでも
リハビリになりますので、
もう少しお話を聞かせてください。」
こんな風に答えるかもしれません。
相手をやる気にさせるポイントとして、
まず、相手ができそうな事を提示するという
やり方があります。
とにかく、相手が簡単に達成できそうな
スモールステップを提示するのです。
とにかく相手ができそうな事を提示する。
そんな伝え方。
私はそんな風にしています。