リハビリの臨床での板挟み場面を解決するには、、、 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

臨床の場面では、色々な人から、

違うことを言わせることがあります。

Aさんはこういったけど、

Bさんは全く逆のことを言う。

その板挟み状態になり、

どうしたらいいのか困ってしまう。

そんな場面です。

例えば、

転倒の危険性のある患者さんがいて、

看護師さんからは

「安全にリハビリをしてほしい。無理させたり、歩けると思わせないで欲しい。」と言われ、

一方で患者さんからは「もっと自分で歩きたい」と言われる。

家族やソーシャルワーカー、ケアマネからは、「もっと本格的なリハビリはできないのか?」と求められる。

こんな場面ってあるかと思います。

看護師さんの言うことを良く聞いて、安全にリハビリを心がけると、

患者さんや家族の期待には答えられず、

逆に患者さんの希望通りに動いていると、

看護師さんからは白い目でみられたりする。


このようなとき大切なことは、

まずセラピストであるあなた自身は

「どうしたいのか?」「どうありたいのか?」

というあなた自身の目標や理想を定めることかと思います。

このようなとき、「何が正しいのか?」という

正しい間違いという方向に思考は行き勝ちですが、

どちらに転んだとしても

「ある意味では正しく。ある意味では間違っている」アプローチになることも多いです。

「正しい間違っている」という観点で考えることも大切ですが、

それと同じくらい「まず自分はどうありたいのか?」

「自分はどのような関わりをしていきたいのか?」

という自分にとっての目標を定めることが、

大切だと思います。


しかし、このようなとき、

「自分はどうありたいのか?」

と考えろと言われても、

「なかなか思い付かない。。。」

そう感じる方もいるかもしれません。

そんなときに、

「そもそも自分はなぜこの仕事につきたかったんだろう?」

「どんなことがしたくてこの世界に入ったのだろうか?」

という自分のセラピストとしての原点に立ち返ることを

おすすめしたいと思っています。

10/23に「人に振り回されずに働くためのコミュニケーション術
~人の意見を受け入れつつも自分の目指すリハビリを行う方法~」
というセミナーを行いますが、

このセミナーではそんな自分の原点を確認して、

自分の方向性を定めていくためのコツをお伝えしようと思っています!

10/23人に振り回されずに働くためのコミュニケーション術