いい質問は聞かれた後もずっと残っている | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

以前、研修会に呼んでいただいた役員の先生に

「杉長さんはなぜこのようなコミュニケーションのセミナーを始めたのですか?」

と聴かれました。

これはとてもいい質問でした。


その時は、私は

「就職したときにとてもコミュニケーションに困って、

そういうことを学びあえる場を作りたいと思ったんだ。」

と答えたのですが、

なんだかその後もずっとその質問のことを考えていました。
 
 
 
いい質問というのは、

答えた後もずっと聞かれた人の頭の中でずっと残るものだと思います。
 
 
私にとって、この質問は本当に良い質問でした。
 
 
答えた後もまだなにか自分が本当に言いたい答えがあるような気がして、

その質問をずっと考えていたのです。
  
  
 
そして「あっそうか!!」って気づきました。
 
 
私がコミュニケーションセミナーを始めたのは、

私が10年間臨床で働いているなかで、

たくさん仕事を辞めていく人をみたことがきっかけでした。
 
 
頑張る人ほど、自分を責めて身も心もボロボロにして、

燃え尽きるようにして辞めていく。

そんなセラピストや援助職の人をみて、

まず自分自身との付き合い方をポジティブに変えることで、

仕事は楽になるし楽しくなるよ!

そんなことを伝えたくてコミュニケーションのセミナーをやっていたのでした。


こんなことを改めて気づかせてくださった役員の先生に本当に感謝です。
 
 
 
いい質問というのは、このように聞かれた後もずっとその人の頭のなかに残り、

後から大きな気付きを起こすものだと思います。
 
 
私もこんな質問が人にできるようになりたいなと思います。