患者さんがリハビリに消極的で困っています。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「患者さんがリハビリに消極的で困っています。」


私のセミナーに参加される方のなかには、

このようなお悩みをお持ちで参加される方が、

多くいらっしゃいます。






患者さんが消極的。

困りますよね。


私もそのようなケースは何度も経験しているので、わかります。

確かにそういう時困るんですよ。





さて、この場合。本当に問題なのは?

なんでしょうか?

消極的な患者さんが問題なのでしょうか?


そこで、発想を少し切り替えて見ます。



すると、消極的な患者さんも、問題だけど、


その状態で困っているあなた自身。セラピスト自身も問題なのだと、

考えることができます。




例えば、

あなた「リハビリやりましょう!」


患者さん「うーん。今日はしんどいから嫌だな。。」


あなた (困ったな。。。これからどうしよう。。。)



とか、



あなた「リハビリで練習してうまくできたらいいなと思うようなことはありますか?」


患者さん「特にないです。。。。」


あなた(困ったな。。。私は患者さんにとって本当に必要なことができているんだうか。。。。)





などなど、


このような事例から考えられるのは、リハビリに消極的な患者様に対して、

あなた自身が戸惑ってしまう。

なす術を見つけられなくなってしまう。


それが問題だととらえることもできるのです。


では、どうすれば、いいのか?



それは、、、


まずあなた自身が、この患者さんの理想的な状態はどんな状態か?

理想を描いてみるということです。

どんな風にやるのか?



それは、、、、


消極的な患者さんを前にした時、

ついついその人の方の問題点に、意識がいってしまいがちなのですが、

そういう方ほど、

「この方は

どうなったらいいのかな?」

「どういう状態が理想的な状態なのかな?」

と理想的な良い状態から想像をしてみると良いです。


セラピストが患者さんの問題点にとらわれすぎていると、

その患者さんのやる気を引き出すような言葉かけができません。

それより、

「こうなったらいいなあ」という

理想的な状態を想像して、

少しワクワクした気持ちでコミュニケーションを取った方が、

患者さんのやる気を引き出せるのです。



ところが、セラピストは患者さんの理想的な状態を想像するのが難しい

という事がよく起きます。


それは、セラピスト自身が患者さんの現状の問題点にとらわれすぎているからです。



ですので、まず、

想像して見るのです。


「もし目の前の患者さんの問題がすべて解決したとしたら、、、


患者さんはどうなるだろうか?

どんな顔をして、

どんな服をきて、

どんな様子で、

あなたにどんなことを話してくれるだろうか?」


こんなことを想像して見るのです。


この時大切なことは、

できるか?できないか?はいったん脇に置いて考えるということです。


そのように自分の中で想像を、膨らませて、その理想を見ながら患者さんに話しかけると、


問題点を、意識した、話しかけとは、違うコミュニケーションを取ることができます。


ぜひやってみてください。


今日の話がみなさんにとって何か役に立つものになれば嬉しいなと思います。



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