オウム返しをしてみて相手の反応を見てみる | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

人とラポール(信頼関係)を作る方法として、

バックトラッキングを紹介しています。

バックトラッキングとは、

相手の話のキーワードをオウム返しに伝え返したり、

相手の話をまとめて返す方法です。



このやり方は、

とてもシンプルですが、

相手とのラポール(信頼関係)を作るのに、
良いやり方です。





このバックトラッキングは、


相手の話が長くてなかなかまとめられない時にも使えます。


相手の話を、

短くまとめて、

伝え返すと、


相手にとっては、

話が上手く、伝わったと感じ、

そこにラポールがかかるのです。



例えば、


とあるリハビリ嫌いな患者さん。

「私は子供の頃から、

身体を動かすのが苦手で、

小学校の頃も、体育は苦手だったし、

中学校の頃も、運動部に入らなかったし、

だけど、家では家族から歩け歩けって言われるんだけど、

そうはいっても、身体は痛いし、

うんちゃらかんちゃら、、、、、


だからリハビリは嫌なんです。。。」

こんな風に長々と話す人がいたとします。



その人の話を簡単にまとめて伝え返すのです。


「リハビリはいやなんですね。」

でもいいですし、

「身体動かすことが嫌いなんですね。」

などとまとめても良いかもしれません。



このようなことは、

普段皆さんも臨床で、

やってらっしゃると思います。


すでにやってらっしゃることかもしれませんが、



少し意識して、

相手の話をまとめて伝え返す。

このことをやってみると、

相手の様子がより細かに観察できるかと思います。

まとめて伝え返して、
バックトラッキングした時。

その時、目の前の相手が、

「上手く伝わって良かった。」

というような安心した顔をするか?


「あれ?自分の言いたいことはそうじゃないんだけどな?」

という不一致な表情をするか?


そのことがよく観察できます。



たまに、このように自分のコミュニケーションに意識的になってみると、


見えること、聴こえること、感じることが、
変わります。


ぜひ、一度意識して、

バックトラッキング。

使ってみてはいかがでしょうか?


今日の内容が
みなさまにとって、

何かのヒントになれば嬉しいです。

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