とてもよかったなと思うことの一つに、
「声のトーンを落として、ゆっくり話せるようになったこと」
というのがあります。
以前の私は、患者さんに話しかけるときでも、
とりあえず元気がよければいいだろう?
と思い、常にハイテンションというか?
常に大きい声だけで話しかけるような傾向がありました。
その事で、患者さんから、
びっくりしたとか、
そんな風に話しかけないでください。
などの悪い反応をいただくこともありました。
だけど、あまりそのようなことも気にせず関わっていたかなー?って思っています。
NLPのワークショップでは、
催眠言語を使って、トランスに誘導しながら、
進めるワークがいくつかあります。
私はそのようなワークをいくつも練習することで、
今までよりずいぶん話し方が、ゆっくりして、落ち着いたトーンで、
語りかけることというスキルを学びました。
そして、その事で、日常生活でも
患者さんに対して、必要なときには、
ゆっくりと落ち着いたベースで話しかけることがができるようになったのです。
これは随分私の臨床を変えました。
以前だったら、絶対に関係をとれないような難しい患者さんとも、
関係がとれるようになった。
これが一番大きい変化だと思います。
難しい患者さんに対して以前は、
なんと声をかけたらよいのだろうか?と
言葉の選択ばかりに意識がいっていましたが、
それ以前に、どのような話し方がよいのだろうか?
どのような表情で、どのような声のトーン、ペース、大きさで話しかけるのがいいのだろうか?
と自分の与える非言語的なメッセージに意識がいったのも大きいのかもしれません。
NLPを学んで、私は、言葉の内容以上に、
非言語的なメッセージがいかに人に影響を与えるか?を知りました。
非言語的なメッセージとは、表情やしぐさも含まれますが、
声のトーンや声の大きさ、話の速さもとても大きい要素を占めます。
私はNLPのトレーニングを得てとくにこの声のトーン、声の大きさ、声の速さ。
このあたりの話し方は本当に学びになったし、
実際病気を持った患者さんと接する際に役に立っているなーと思います。
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認知症のある方への作業療法 中央法規出版より本を書いています。(共著)