特養『要介護3』から入所基準明確化で思ったこと | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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厚生労働省が特別養護老人ホームの入所基準を厳しくして、原則『要介護3』以上の高齢者にする方向なんだそうですね。





要介護の低い人は在宅へという流れを決めて、制度維持のための給付費を抑制するのが狙いなんだそうです。





厚労省によると、13年4月審査分の一人当たりの、介護サービス費用は、在宅が、約12万円に対し、特養の利用者は約28万円なんだそうです。

だからこそ自立度の高い人は、なるべく在宅って、ことなのでしょう。




そこで、私が思ったことは、
日本もこれからどんどん高齢化で、
お金が大変なのはわかるけど、

お金がないから、
要介護2以下の人は、
特養お断りというだけではなく、


できるだけ長く在宅生活送った方が、
人生豊かになりますよ。みたいな
そういうメッセージ性があればいいのになと思いました。





ただ高齢者が国の財政を圧迫しているという雰囲気で伝えるのではなく、

出来るだけ長く在宅生活を送れるように支援したいので、
このような方針なのだというような、もう少し希望の持てるような言い方はできたらいいのになーって思いました。



国の財政を圧迫しているので、
特養に入所制限を設けますっていうのは、
あくまでも介護する側の話であって、
実際特養に入るのか入らないのか、迷っている当事者にとって、
『在宅生活を続ける事で、こんなメリットがある。』みたいなことも厚労省から伝えられると素敵なんじゃないかなと思いました。




また私のようなリハビリ専門職も、
お金のことは抜きに考えて、
これくらいのレベルの患者様にとって、入所がいいのか、在宅が、いいのか?

そういう議論が出来るようなればいいなとか、そんな少し大きなことを思いました。




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