5分でわかるリハビリ職者のためのコミュニケーション術 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!



みなさん。こんにちは。リハビリコミュニケーション研究所の杉長彬です。


今回は5分でわかるリハビリ職者のためのコミュニケーション講座ということで、こちらの動画にて、今日から使えるコミュニケーションのコツをお伝えいたします。



さて、本日ご紹介いたしますコミュニケーションのコツは、バックトラッキングというものです。



バックトラッキングというのは、話をしている人。

その人が話している言葉と同じ言葉を伝え返す。オウム返しをするというものですね。

例えば、「今日はいい天気ですね」と話していたら、「そうですね。いい天気ですね。」と伝え返す。


「イヤー膝が痛いんですよ」と患者さんが話していたら、
「そうなんですね。膝が痛いんですねと伝え返す。」ということです。


これをすると相手は、話を聞いてもらったな~という気持ちになる。

このこと、非常にシンプルなものなんですが、意外と臨床の場面ではできないことが多い。

ただ、言葉を伝え返すだけなんですよ。だけど意外とできないことが多いんですね。



ついつい相手の話を受け取って伝え返す前に、何か質問してしまう。

ついついあれをきかなきゃ、これを聞かなきゃという気持ちになってしまい、患者さんの言葉を返す前に質問攻めにしてしまう。

そういうことが意外とあるものなんですね。

良いコミュニケーションをとるには、まず質問をすることよりも、まずは、聞いてあげることです。


そしてあなたの話を聞いていますよ~っていうメッセージを伝えていくことです。

何か話そう質問しようとするよりもまずは相手の話を聞くんだという思いで、バックトラッキングしていくと自然と会話していても余裕が出てきます。それにお互いに笑顔も出てきます。
バックトラッキング、相手の言葉を伝え返すこと。


ぜひ、みなさんの臨床でお役立てください。
では、また~