ネガティブな声の居場所をつかんで動かす(IRAメルマガ11) | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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先週のメルマガでは自分自身とのコミュニケーションの大切さについて、書かせていただきました。


自分自身とのコミュニケーションの取り方で自分のモチベーションを高めていく事ができるという事です。


今日はそんな自分のモチベーションを高めるセルフトーク術を一つお伝えしたいと思います。


今日は「ネガティブな声の居場所をつかんで動かす」という技です☆




例えば、仕事で大変な失敗をしてしまいその事を気にして、

いつまでもネガティブな気分を引きずってしまうような場合。

そういう事って、働いていると必ず一度はあるのではないかと思います。


そういう時って

「なんで失敗しちゃったんだろう?」

「あの時あんな事をしなければ・・・」

そんな後悔の自分を責める声だったり、

もしくは、「こら!駄目じゃないか!」

とか誰かから叱られた嫌な声が

頭の中をぐるぐる駆け巡り聞こえ続けているかもしれません。




こんな時、無理矢理ポジティブな気分になろうとして、

「いやいや、でもいい経験だった。」

「失敗は成功のもとだ」

などとポジティブに思い込もうとしても、

なかなかうまく気持ちが切り替わらない事もあります。

(それで気持ちを切り替えれるならそれでOKです。)



そんな時は、無理してポジティブに考えようとするのではなく、


そのネガティブな声をよく聞いてみる、

そしてそのネガティブな声がどこから聞こえているのか、

場所を突き止めてみるという事が使えます。




その嫌な声は、自分の耳元から聞こえるのか

もしくは自分の前方から聞こえるのか?

何mくらい先から聞こえる事となのか?


そういう事を自分に問いかけてみて、

その声の発信源を自分で突き止めるのです。


こういう事は普段は意識してない場合が多いので、

何となく頭の中から聞こえていると感じている方も多いと思いますが、


よく意識を向けてみると、自分がどの辺から音が出ていそうだと、

特定できるポイントがある事に気づきます。




そして次に音の出所がわかったら、

その音の出所を意識して動かしてみる事が出来ます。


そしてその嫌な声を近くから遠くにしたり、

真ん中から左右に動かしたりしていると、

自分がストレスなくその嫌な声を聞ける位置を見つける事が出来ます。

それが出来るようになると、

嫌な体験を思い出しても、

あまり嫌な気分にならず、

ストレスを感じず過ごせるようになるのです。


すると自分の中のネガティブなセルフトークも

いつまにかポジティブに切り替わっていくようになります。


全部頭の中で考えてやる事ですので最初はなれないかもしれませんが、

意識してやってるとすぐにできて効果を実感できるようになります。

このメルマガを読んで何かピピピと感じものがありましたら是非使ってみてください。