一瞬で人の意識を切り替えるリフレーミングの効果!!IRAメルマガ06 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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----------●○IRAコミュニケーション講師 杉長のコラム○●---------------------
     「  一瞬で人の意識を切り替えるリフレーミングの効果!!    」          
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IRA研究会のみなさまこんにちは。


今日は、臨床で使えるコミュニケーションスキル♪「リフレーミング」をご紹介したいと思います。


リフレーミング(reframing)とは、

ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、

違う枠組みで見ることを指し、元々は家族療法の用語です。

同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなるというようなことです。


例えば、試験で残り時間が15分あった場合、

悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思うし、

また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思うとそういう事です。



リフレーミングを使う事で、人の意識をネガティブな領域からポジティブな領域にリードする事が出来ます。




例えば、みなさん。 「私は暗い人間です。」と落ち込んだ様子で、患者さんや後輩から言われたら、どのように返しますか?

こんな時、リフレーミングというコミュニケーションスキルを使う事が出来るのです。


リフレーミングを使うとこのようになります。

「なるほど。あなたは自分の事を暗いって思っているんですね。

そして、落ち着いていて、冷静に物事に対処できる人でもあるんですね。」 とまあこんな感じです。


このように「暗い」という言葉を別の角度から見ると、

「落ち着きがある。」または、「冷静」そんな風にリフレーミングできるのです。


リフレーミングすることで、相手の言葉に対して、ポティブなフィードバックする事ができるのです。




もう一つ例を出してみましょう。


「私は空気が読めない人間なんです。」 こう言われたらどんな風にリフレーミングしますか?


この場合は、「なるほど。空気が読めないって思っていらっしゃるんですね。


そしてあなたは、自分を大切にして、自分をしっかり持っている方でもあるんですね☆」


こんな感じです。




リフレーミングはごく短い言葉の、言葉の言い換えですが、

タイミングよく使うとそれだけで、人の意識を一気に切り替える事が出来ます。


簡単で、すぐに効果が実感出来ますよ。


ぜひみなさんも使ってみてください。


このメルマガを読んで何かピピピと感じものがありましたら是非使ってみてください。



IRA研究会 コミュニケーション講師 杉長 彬  
ブログ http://ameblo.jp/nlp-ot/