認知症の患者さんと接していて、
アイコンタクトとうなづきの効果を最近よく感じています。
患者さんの顔を見て、目を合わせて、うなづく。
この動作を繰り返すだけでも、落ち着かない患者さんが落ち着くようになる。この事の効果をかなり感じています。
すごく単純な事ですが、やはり人は目を見つめられと、自分の存在を見てもらっていると思えるという事なのでしょうか?
しかし、忙しい臨床の現場で、
しっかり相手の目を見てアイコンタクトをしっかりとる。
相手の話にしっかり耳を傾けて、話にうなづく。
といった基本的な事が、実は十分には出来ていないのではないかとも感じています。
患者さんから呼び止められていても、忙しいからといって、対応しなかったり、
患者さんからいろいろと話しかけられていても、まとまらない話なので、ロクに聞かない態度をとってしまったり、、
当たり前の事を当たり前にやり続ける事。
実はこの事が、いろいろと小難しいテクニックよりも、もっとも大切で効果的なのかなと思います。
そう思いつつも、
妻の話や職場の同僚の話を、
ぼんやりうなづくもせず、話し半分で聞いてしまい、
「話聞いてる?」って言われている自分がいます。
気をつけなければ・・・
まずはアイコンタクトとうなづく事。
この事を大切にしていきたいと思います。