初対面の人ともすぐにラポールを取る技術 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

療法士成功コンサルタント☆杉長彬のブログ-110913_2025~01.jpg

先週から、精神科の訪問リハビリに行っています。


統合失調症、ひきこもり、認知症の方など、
自宅での生活で何らかの困った事のある方の所へ行って、様々なリハビリを行っています☆



今日は、初めて訪問する方が多くて緊張しました。


しかし、どなたとも笑顔でいい時間が過ごせて良かったなと思います。


私が初めて会う人とお話する時、ラポールをとるために気をつけている事は
まずNLPの基本スキルである。
ミラーリング(相手と同じ姿勢をとる事)
ペーシング(相手と呼吸を合わせる事)
バックトラッキング(相手の話を伝え返す事)

の3つをよく使っているなと思うのですが、
それ以外に「自己開示」というスキルもよく使っているなと思います。



これは自分の事を話すという事。

例えば相手が「やる気が起きない」なんて話してくれたら、
「なるほど。分かります。私も○○な時やる気が出ないんですよ。」なんて感じで自分の体験もちょこっとだけ話すという事です。


オープンにこういった事を自己開示すると人は警戒心が薄れるのか、笑顔が見られたり、自分の気持ちを打ち明けてくれたりするなと感じます。



この自己開示というスキルは、クララヒルという人の提唱している「ヘルピングスキル」という対人援助者のためのカウンセリングスキルの考え方では第一段階にたまに使うスキルとして紹介されています。


第一段階とは、対象者と信頼関係を深めたり、対象者が自己洞察を始めたりする時期です。

対象者と援助者の最初の段階とも言えます。


そんな事を復習しつつも、自己開示する事の効果を感じつつ、今日も良い訪問リハができたなと感謝していきたいと思います。




さて、来る9月25日に「リハビリ職種のためのコミュニケーションセミナー」を行います。

今日お伝えしたような対象者の方といかに素早く信頼関係を取るかというようなコミュニケーションのコツをみなさんにお伝えしたいと思います。

まだ若干名お席に余裕がありますので、関心がありましたらご参加下さい。



「IRAリハ職向けコミュニケーションセミナー」

日時:日時平成23年9月25日 10:00~16:30

場所:越谷サンシティホール第4会議室

会費:3500円

講師:杉長彬

申し込み方法

件名に「IRAコミュニケーションセミナー参加希望」と書き、
1 氏名
2 電話番号
3 メールアドレス
4 所属
5 職種
6 簡単な参加目的

を記入の上 irasaitama@gmail.com までご連絡下さい。

折り返し参加受け付けのメールを返信致します。


皆さまのご参加をお待ちしております。