作業療法士が一番先に切り捨てられる職業なのか?? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

仕事を楽しむ☆作業療法士のブログ-110812_1916~01.jpg

昨日、今教えている作業療法士の学生さんにこんな事を聞かれました。



「先生。作業療法士しかできない仕事ってなんですか?

専門学校の先生に言われたのですが、

歩行は理学療法士があるし、言語や食事は言語聴覚士があるけど、
作業療法士しかできない事って特になくて、
作業療法士のやる事なら、理学療法士でも言語聴覚士でもできるので、
リハビリ職種の中では真っ先切り捨てられる仕事だぞ!

なんて事を教わったのですが、どうなんでしょう?」

なんて質問をされました。


この質問を聞いて、

「なかな問題意識の高い学生さんだな」と関心しました。



この事について私なりの考えを話します。


作業療法士にしかできない事。

私も以前はこの事についてよく考えていました。


しかし、最近は、作業療法士にしかできない事というよりも、
自分にしかできない事って何だろう?
っと考えるようになりました。


なぜこのように、自分の問題意識が変わったのかは、わかりません。

ただ、働いているうちに作業療法士だから、うんぬんというより、
自分自身の力がどうなのか?
という事が大切だなと感じるようになったのです。



私のできる事。

今は、
NLPを使ってコミュニケーションスキルのセミナーを療法士向けに行う事。
そして、ブログやyoutubeの技術を用いて、病院で行なっている事を広く社会に広めていく事。

あとは何だろう・・・?

会議で話をまとめたりする事がわりと得意だったりする事や、
職場に楽しい雰囲気を作っていく事もそうかもしれません。


ただこれら自分の自慢できる事って、特に“作業療法士”だからって事ではないように思います。


だからこそ、今は、作業療法士うんぬん関係なく、社会や病院に必要とされる人間って何だろう?っていう疑問を抱いて働いているのかもしれません。



そんな事を考えつつ
日々精進したいと思います。