今日はある患者さんの歩行訓練に行ったのですが、
せん妄状態で、非常に機嫌が悪く、誘っても全然リハビリに乗ってくれないという事がありました。
いろいろと話していてもなかなか変化がなく、時間に余裕がある訳でもなかったので、
自分が指導している学生さんをそこに任せて、自分は他の方のリハビリをしていました。
他の方のリハビリを終え、しばらくして行ってみると、その患者さんと学生さんが楽しそうにお話している様子が見られるではありませんか!
おおっ素晴らしい☆
さらに学生さんの声かけで、その患者さんがベッドから起きたいと言ってくれたのです。
これも素晴らしいと思いました☆
患者さんのモチベーションを引き出して、ベッドから起こすという事。
私は短時間の関わりでうまくできませんでしたが、
学生さんがじっくり話を聞くという事で、うまく成功し、私は非常に嬉しい思いでした。
自分の指導している学生さんが、私の能力を越えて、うまく患者さんと関われている様子をみると、よく成長したなあと非常に嬉しい思いになります。
それと同時に時間をかけてじっくり話を聞く事の大切さも改めて実感した出来事でした。