「いらいら」_感情の波数スペクトル
(その5)
「意識の科学としての名言と名言対」で述べてきていますように、言葉は人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみることができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H. Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは脳の扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。(1)(2)
感情も同様で、感情の中枢でもある脳の扁桃体がカオスになると真の霊能力・サイ能力が一切発揮できなくなることをお伝えしてきていますが、その感情、実は昨年(2022年)ノーベル物理学賞の「量子エンタングルメント」しているすごく精密な存在であることが判明しました。「喜」「怒」「哀」「楽」は測定(観測)によって波動関数が収縮した幻であり、実在は量子エンタングルメントしている「喜怒哀楽」だったのです。だから「苦」を測定(観測)したので「楽」があり「楽」を測定(観測)したので「苦」ということになるということです。心理学でいう「幸せ」は実はネガティブ感情で「うつ」を測定したので出てくる幻でした。そして測定(観測)しないでエンタングルメントのままでいるとその「幸せ」を凌ぐ「愉しさ」と真の霊能力・サイ能力が最大出力で発揮されるという機構があることも判明しています。(3)
その感情がどんな波数スペクトルとして測定(観測)した結果なのかを、小説家や作家の感情表現用語とそういう表現をしているその小説家や作家の波数から求めてみました。その小説家・作家が測定(観測)しない感情は表現されませんので、小説家・作家の波数によってどういう感情表現をするかには実は偏りがあるわけです。
ある感情の波数スペクトルが判明すればそれと足して99・・・となる感情の片割れあるいは組にすぎないと認識できますので、真の霊能発揮の境地、悟りの境地に役立ちます。
感情の波数スペクトル第5回目は「いらいら」です。
「いらいら」の感情表現例:
「妊娠して以来美穂はむくんだようになっていたが、焦々している私には、そんな顔つきまで不機嫌の種になった。」
(『妻』北原武夫 1907年2月28日生まれ、波数8+2+1→2)
「どうしてこう苛々して来るのでしよう。」
(『おふぇりや遺文』小林秀雄 1902年4月11日生まれ、波数3+4+2→9)
「自分はイライラして少し麻布の家の方へ歩いて行った。」
(『和解』志賀直哉 1883年2月20日生まれ、波数2+2+2→6)
・・・
これらから集計すると波数分布は下図のようになります。
「いらいら」の波数スペクトル
波数2や波数1を強くもつ人は「いらいら」という感情を測定し波数8を強く持つ人は「いらいら」に関心がない(「いらいら」を測定しづらい)ということがわかります(χ2乗検定、p 値<0.03)。
そういえば、波数1+2+8→2(ここでは11→2と計算)の人である梅宮アンナさんや田中マー君に「いらいら」報道が流れていました。せっかくお持ちの波数8の成分を活かせばいらいらにはならなかったでしょう。
文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8
(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4
(3)佐佐木康二 「感情は量子エンタングルメントだった!」 東北日本サイ科学会 2023.4
(4)中村明編 「感情表現辞典」 東京堂出版 2003
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