意識の科学としての名言と名言対
(その11)
波数組(2,7)と波数組(7,2)

 


 名言や短歌などは人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみることができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H. Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。これはどんな波数の人が言った言葉かが分かる名言や短歌などを用い、言葉の内容と波数を比較するという方法で確かめられました。たとえば、「人生は楽しむべき」なのか「苦しんでこそ人生」なのか、真逆のことを言っている名言を残した人たちの波数はボース-アインシュタイン凝縮(BEC)における渦と反渦の対生成の関係になっています。「磁流理論」的にはBECは宇宙の一体を意味しますので、真の霊能が発揮される境地とは渦と反渦の対消滅でもあります。皆さんの生年月日から出る波数(単数変換)をみると、どういうところに注目しやすいか、どういう価値観を持ちやすいかがわかります。それを人生の達人や先達は名言といった形で伝えています。ご自身と同じ波数組を持つ人の言は何か感じるものがあると思いますし、それとは真逆つまり足して99になるような人の名言も、考えの片割れだけに、真の霊能発揮の境地(対消滅)に役立つと思います。
 第11回目は波数組(2,7)がある人と波数組(7,2)がある人が注目しやすい価値観の名言対です。


生年月日から出る4つの波数の中に(2,7)がある人
(たとえば1969年11月20日生まれなら+2+2→)(※ここでは11→2と計算

生年月日から出る4つの波数の中に(7,2)がある人
(たとえば1969年2月7日生まれなら7++7→

 

の間には渦と反渦の関係があり、(2,7)+(7,2)→(9,9)となります。


波数組(2,7)がある人の名言

「何をやっても駄目という時、そんな時はパスの一手。 戦えるカードがくるまで待つのが一番」
(市川崑 映画監督)


波数組(7,2)がある人の名言

 「われわれは、すべての人間の中に、人の人生を通じて流れているこの主要なテーマ―劣等の位置から優越した位置へ、敗北から勝利へ、下から上へと上昇する闘いを常に見出すだろう。それは、われわれのもっとも早い子ども時代から始まり、われわれの人生の最後まで続く。」
(アルフレート・アードラー オーストリアの精神科医、精神分析学者、心理学者)

 
 両方の意識を合わせると真の霊能発揮の境地(対消滅)になるわけですが、さすが名言、両方が洗練されて反対サイドから近づいてきているのがお分かりいただけると思います。波数は運動量のことですから、これが心理学者ジナ・サーミナラのいう「神線」に近づいているということです。ソリトン化の過程でもあります。

文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8
(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4

 

 

 

 

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