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昔から小売販売業といえば、店舗
がつきものでした。
欲しいものがあれば、必ず私達は街
にある商店街などに出向いて「買い物」
をしに行きます。
例えば、洋服が欲しければ洋品店に
行きますし、テレビとかラジオが欲し
ければ電気屋に行きます。
食料品を買いに行くのならばデパート
とかスーパーに買いに行きます。
ところが近年はインターネット社会と
なった為に、どんな種類の商品でも
通信販売による方法で商品購入をさ
れる方々が増えています。
販売をする側にとってみれば、土地を
購入して店舗を建設したり、店舗用の
中古建物を借用又は買取するという
投資をしなくても良いです。
この投資で数千万円～数億円の消費
をしなくて済みます。
更に世間で騒ぐ「長期化する不況（!?）」
で、一般消費者達の消費意欲は年々弱く
なりつつあります。
大手の全国ネットで運営をされている
デパート等も、一昔前と比べて経営規模
を年々縮小してきている有様です。
ですから、小売販売業も店舗型から
通信販売型に移行しつつあるのが
現状です。
敢えて従来通り店舗型販売を
キープできる業種とは？
強いて言えば、食料品を取り扱う
スーパーとか、自動車・農機具等
を取り扱うディーラー、あるいは
ホームショッピングセンター
くらいでしょう。
即ち「生活必需品」を販売する
業界だけなのです。
これらの業界で販売される
商品に、我々が生活をして
いく上で、いわゆる「贅沢品」
は少ないです。
もっともいくら富裕層の人達で
あっても、「贅沢品」を買うという
事をあまりしたがらない
わけですが。
将来的には特に都市部で顕著
になると思われますが、自動車
やバイクも販売が難しくなる
のかもしれません。
この２つでさえも贅沢品扱い
されるようになるでしょう。
ヤオフクあたりでもこの２つは、
現在では中古のものが売買取引
されます。
中古車販売業も昔から
自動車整備士免許でもあれば
比較的スタートさせやすい
ビジネスです。
どちらかというと「儲かり易い」
ビジネスです。
でもヤオフクで売買取引される
御時世ですので、将来性を予測
するのがやや難しくなりました。
何らかの対策が必要です。
あと、安泰そうに見えるのが
コンビニエンスストアの経営です。
単純にこれは百貨店・スーパー・
あなたのなじみの個人商店などの
お客さんが、このコンビニエンス
ストアに流れて来ただけの事です。
ところがこの業界というのは、
経営者の入れ替わり立ち替わり
が極めて激しいです。
立地場所を誤らなければ、永年
経営をする事ができて、大きな
利益を上げる事が十分可能です。
ところが、いくつも競合店が
ひしめき合う場所であったり、街外
れで住宅街の無い場所だと、経営に
失敗をする確率が高くなります。
おまけに本部に支払うロイヤリティー
の額もハッキリ言って厳しいです。
副業としてこのビジネスに手を出す
のは大いに結構です。
このビジネスは当たればデカい
ですから。
しかし複数店舗を出すとなると
お奨めできません。
よって、将来的な店舗型販売店の
経営スタイルに対する最大公約数
は、専門性・個性・生活必需性と
いう答えになります。
他人の模倣とか流行に便乗とか
・・・
このスタイルは逆にＮＧです。