福岡で北朝鮮人権侵害問題啓発集会開催ー家族会や九州各地の救う会が集う | 日本会議長崎のブログ

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六月五日、北朝鮮人権侵害問題啓発集会が福岡市で開催され、九州各地の救う会や地元福岡から約二百名が参加しました。救う会長崎からも二名が参加しました。

拉致被害者家族会からは飯塚繁雄代表、増元照明元事務局長、斉藤文代さん、平野フミ子さんが出席され、それぞれ「私たちはあくまでも早く、早くということしか今言うことがない」「待っている家族もどんどん亡くなっていく。拉致被害者の帰国を最優先に考えて下さい」「北朝鮮に拉致被害者の帰国をどう決断させるかが焦点だ」「地震により当たり前の生活が当たり前ではなくて素晴らしいものだと知った。拉致も同じで普通の生活が普通でなくなり、何気ない日常を失った」「地震でどうなることかと思ったけれども何とか命がありました。その命で、拉致問題をこれからもしっかりやっていきたい」などと、口々に肉親を未だに取り戻せないことへの怒りを示されながら、参加者そして国民への感謝と決意を込めた挨拶をされました。

政府からは、加藤勝信拉致問題担当相が出席し、「(高齢化が進む被害者家族の)帰国を待ちわびる切なる思いをしっかり共有しながら、一刻も猶予も許されないという思いで問題に取り組んでいきたい」と、全ての拉致被害者を早期に取り戻す決意を表明されました。また、小川福岡県知事、高島福岡市長が出席され、それぞれご挨拶があり、自治体としての拉致問題啓発へのさまざまな取り組みを紹介されました。



閉会後は、国民大行進へと移行し、被害者の早期救出を呼びかけつつ、市役所周辺を約一時間行進しました。(写真は行進を前に挨拶する飯塚家族会会長)