横田夫妻の9/17会見での発言全文ー救う会全国協議会ニュースより | 日本会議長崎のブログ

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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2016.06.13)
横田夫妻の9/17会見での発言全文




6月10日のメールニュースで、横田めぐみさんの両親、横田滋さん、早紀江さんが、「昨年9月の会見などでも繰り返しお話ししましたが……」と述べておられます。

それは、昨年9月17日に、家族会の飯塚代表と横田ご夫妻、救う会の西岡力会長が記者会見を行ったことです。その中で、横田ご夫妻の発言部分を参考資料として改めて発信します。

<参考資料>

■横田夫妻の9/17会見での発言全文

横田滋

私たちが北朝鮮の方に、ウンギョンさんなんかに会いに行くとかという話が一部報道で出ていましたけれど、実際はそんな話は全く出ておりませんし、こちらからお願いしているということもありません。最初のときは、ウンギョンさんのことでも、色々な分からないことがあるから一回ぐらいは会って、ということで、こちらからお願いしたわけではありませんけれども、どうですかという
ことで行ってきましたけれど、今回、現在はそういったことは一切ありません。

私は新聞の切り抜きをずっと前からやっていますけれども、やはり結局、北朝鮮側の調査書類を日本が受け取らないというのがよく出てきます。それは、あまりいい状況が出ていないんじゃないかと思います。それから8人の死亡というのでも、めぐみなんか2回ぐらい「遺骸」を頂きましたけれども、それは男の人のものであったり、全く北朝鮮というのは信用がおけるものではないと思っております。

今年の7月頃に何か出るのではないかと言われていたのが何もなかったですけれども、いつまでもそういうふうでは向こうは逃げ切れないと思いますから、何とかいい加減に返してくるのではないかとは思っています。本当に正しい内容のものを出してほしいと思っております。

横田早紀江

この夏以降、北朝鮮にウンギョンさんに会いに行くということがあるんですかと、マスコミの方から何度も電話をかけてこられるんですね。私は本当に不思議で、どこからそういう情報が出ているんですかと聞くと、どこっていうことは分かりませんけど、みんなそういうふうに思っています、というお電話を頂いてびっくりしているわけです。

私たちは、たまたま本当に長い時間会えなかった孫に第三国で会うことができて、本当にそれは、生きている間に会うことができたということは本当にありがたく思っていますのですが、私たちが立ち上がったのは、子供が、国家犯罪の中で連れて行かれた大事な子供たちの生命が今なお38年間もどこにも見えない。そして、いい加減な遺骨が送られてきたり、カルテなんかも本当に考えられないようなものを受けて、多くの国民の方に助けていただいて、私たちは戦ってきたわけです。そしてマスコミの報道の中で、どうしたらいいのだろう、本当にこの国はこれでいいんでしょうかというところまでこの問題を詰めて、ようやく38年目でやっとそこまでたどり着いたなと私たちは思っているのです。

その中で、私たちだけが一回孫に会った喜びをまた今度はこちらに来てくれてまた会いたくありませんかと、もしそう言われたとしても、そういうことは致しません。私たちみんな、それぞれのご家族にもきっと孫がいらっしゃると思うんですね。向こうに、子供たちにおられると思います。ただそれが見えないだけですので。たまたま、うちだけがどういうわけかそうなっているのも不思議ですし、どういう状況でそんなに秘密にしているのかということも想像するしかないんですね、私たちは。

本当に物凄い大変な日常を38年間、苦しい中で過ごしてきているわけで、そのような中で、孫だけの喜びのために私たちが、「はい、それでは参ります」と言うわけがありません。たくさんの人たちが、お孫さんにも、子供たちにも会えるためには、この大きな拉致問題が本当によい意味で解決しない限り、日朝関係が良くなって、そしてみんなが行き来できて、どこのご家族も子供たち、そして孫たちにもみんなそれぞれ会えるように、拉致問題の本当の解決を願って、私たちは一生懸命、本当に大変な中を、みなさんに助けられて頑張ってきましたので、今もその思いは変わりありませんし、どこからもそのような、来て下さいというようなことを言っていますよ、というようなことを伝えられたこともありません。だから、この報道はどこから出ているのかということを私が聞きたいという思いです。

以上


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