あくまで、 "僕個人の" 1年間に亘る感想。
始まった当初は、それなりに面白そうだと思って密かに期待していたオーズ。
始まる前日には こっそりとブログにヒット祈願まで。
しかし、続けて観ていく内にシリアス路線かコメディか判らなくなるような中途半端な場面も増え始め、1人ではマトモに戦う事すら儘ならない(いちいち その場に適したメダルをアンクに与えて貰わなければ戦えないと言う事) "仮面ライダー " に 「何か違う」 と言う "違和感" を感じ始めたので、正直途中からは惰性で観ていました。
前作のダブルにも言える事ですが、本来は恐らくシリアスな路線だったにも関わらず、アニメチックで まるでコメディのようなシーンが多過ぎた為、全体的に緊張感を持って観る事が出来ませんでしたが、最終回が近づくに連れ 「映司のグリード化」 と言う深刻な状況によって徐々に緊張感高まる展開になっていき、最期はブレイドの剣崎のようになるかもしれないと少し期待(?)もしていました。
しかし しかし・・・。 アンクは消滅したものの、結局はハッピーエンド・・・。
「消滅したものの」 と言っても、(長い間の共闘で、映司との友情が芽生えていたとは言え)元々は敵の立場。
最期にお互いが "殺し合い" をしなくて済んだ分、更に 「めでたし、めでたし」 になりました。
やっと 「お兄ちゃん」 も解放されたし。
別にハッピーエンドが悪い訳では無いけど、 あの終わり方だと 「結局、今までのは一体なんだったんだ?」 と言う感じは否めない気がします。
しかも、3月6日のブログに頂いたコメントの返事に書いた 『最期は「知らぬ間に映司との間に情が芽生えて、何かから映司をかばって死ぬ・・・」なんてのは有りがちな展開ですが・・・』 と言う、誰もが予想出来そうな展開に とてつもなく近く、ガッカリと言うか何と言うか・・・。 (´・c_・`)
余りにも ヒネリも無く素直に終わり過ぎたので、その辺は 良い意味での裏切りが欲しいとこでした。
う~ん、この最終回に他の視聴者の方は どう言った感想を持ったのだろう?
もちろん人によって 「良い感想」 をお持ちの方も多くおられると思いますが、僕個人的には 「ハッピーエンドなのに悪い意味でのモヤモヤ」 が残りました。
誤解が有るといけないので一応書いておきますが、僕は たまにブログで平成ライダー批判をする事が有りますが、中には好きな作品も有りますし、毛嫌いしている訳では無いので、面白かったら ちゃんと面白いと書きますよ。
・・・とウダウダ書いてきましたが、(毎年の事ながら)1年間観続けた作品なので、今日で最終回を迎えた事については、寂しいと言う気持ちが無いと言えばウソになります。
何はともあれ・・・、1年間頑張った役者さん方、スタッフの皆さん、お疲れ様でした m(_ _)m
オ 「無事、終了致しました!」
1 「1年間ご苦労さん!」