暴けないキカイダースタント | 寝言は寝て言え!!

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あるブロガーさんのブログに、きのう日テレで放送された 「ザ!鉄腕!DASH!!」 で、自転車を無人で走らせるという企画が有り、その中でTOKIOの長瀬智也さんが仮面ライダーの無人で走るバイクについて触れていたと書かれていました。


以前、僕もライダーマシンの無人走行についてブログに書いた事が有ったんですが、実はそのブログを書いた時にどうしても解らない事が有ったので、その事についてはブログには書かないでいました。


その解らない事とは、 「キカイダーのサイドマシンの無人走行」 です。


サイドマシンの無人走行については、 「キカイダーでも無人走行がありましたね」 というコメントも頂いたのですが、実はその時は既にキカイダーの方も気になっていて、今回のブログの内容と同じような返事をさせて頂きました。



今回、鉄腕DASHで無人走行の企画が有ったという事で、久しぶりに思い出してしまって、気になって仕方なくなったので、改めてキカイダーの無人走行を見直してみました。



キカイダー最終話で、白骨ムササビに重症を負わされたジローが指笛でサイドマシンを呼ぶと、どこからともなく無人で走ってきます。





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ライダーマシンの場合は、アクセルに手が伸びている事と、たまにシートの向こうに背中が見えている事、そしてバイクのバランスを取る為に自分が居る側と反対に若干バイクを傾けている事で、無人走行のトリックが解明できるのですが、このサイドマシンの場合は全く解りません。



写真のサイドマシンは走行中のものですが、エンジンとタンクの隙間からは人が見えていなく、当然アクセルにも手が伸びていません。


本当の無人走行です。



これについて考えられるのは、スタントマンがカメラのフレームに入る直前に飛び降りたという事。


スタントマンにとって、走行中のバイクから飛び降りる事は特に難しい事ではないと思いますし、キカイダーのバイクには側車が付いているので、人が乗っていなくてもバイクが転倒する事はありません。


無人走行中は速度も殆ど落ちていないですし、ギャップを拾った時の動きからしても、飛び降りる直前にギアをニュートラルに入れて惰性で走らせているように見えます。


ただ、そうするとブレーキが掛けられないので、停止させる時にどうしているのかが解りません(大きなネットでも広げて、バイクを受け止めたのだろうか?)。



特撮ヒーロー物の場合は、実際には有り得ない事をスタントでやってのける事も多々有るかと思いますが、この時代は現在のようにCGが無いので、どんな事でもアイデア一つで実際にやってみなければなりません。

もちろん、簡単にトリックがばれてしまう様な事では視聴者もシラけてしまいます。

こういうシーンを見ると、昔のスタッフは、本当によく考えていたんだなぁと思ってしまいますね。



キカイダー最終話のDVDをお持ちの方は、実際に観てみて下さい。

簡単にはタネが解らないと思います。




キカイダーの無人走行については最終話以外にも有ったハズですが、第何話で出てくるのか判らないので1話1話調べてみなければなりません。

なかなか そんな時間も無いので、今回は最終話の分でしか検証していないですが、ぜひ他の回の無人走行も探して種明かししてみたいですね。



僕、1つ気になる事があると無意識にそればっか考えたりしてしまいます。

このままでは寝不足になってしまいますよ(他に考える事はないのか?)。


キカイダーの無人走行について何か御存知の方おられますか? (^^;)