私への、メールはこちら みえこ
卒業式のシーズンですね・・
香奈ちゃんは
高校2年で発病し、
3年の11月に旅立ちました。
葬儀を終えた頃に、
お見舞いにきてくれた
友達やクラスの方たち
千羽鶴などや色紙など・・
お礼に皆さんへの気持ちの
商品を届けたく、
学校に行きました。
先生に
「今,つきました」
「お母さん、今生徒みんな教室に残ってますので、
来てお話してください。」
驚きと、パニックになり、
そんな・・
行きたくない・・
香奈ちゃん
と心で泣いた。
息子が一緒に車に乗ってたので、
我慢し、
無我夢中で行った。
教室に入ると、
みんな下を向いて待っていた・・
私は教壇に立ち挨拶とお礼を言った。
「皆さん、ありがとうございました。
あの子は、
明るく毎日を
精いっぱいに・・がんばりました。
皆さんの応援が
励みになっていたと思います。
どうぞ・・どうぞ、
そんな子がいたことを
忘れないでいてあげてください。
そして、将来・・辛い時には、
娘を・・思い出して・・
がんばってください。」
そんな内容を言ったと思います。
泣いちゃいけないと
必死でした。
皆のすすり泣く声が
聞こえる中・・
辛かったな、
この教室でがんばっていたのは、
この子たちと同じなのに。。
この子たちには、未来があって・・
香奈ちゃんには・・と。
あの空間を思い出さないよう生きています。(今日も書きながら)
後で知ったのは、
きっと横に一緒にいて
寄り添っていた香奈ちゃんの魂。
そして卒業式が近くなったとき、
先生から電話があって、
卒業式に出てほしいと!
私は、そういう光景を
テレビで見たことはあったけど、
とてもじゃないけど、
自分にはできないと
瞬時に思いました。
「あの・・せっかくなんですが・・まだまだ辛くて・・」
「お母さん、どこかで切り替えしていかないとダメなんですよ。」
もう信じれない言葉でした。
それから、
香奈ちゃんのクラスメイトたちにメールで、
お母さんが辛いから、
お参りも行かない方がよいというような感じが
回ったようで・・
これは、愚痴ではなく、
体験していない人たちが、
善意ですることなんではあります。
だから、
しょうがないのですが、
親として、
子の逆縁を
そうそう簡単に割り切れるものでないものです。
愛があるからこそなんです。
今年の卒業式にも、
私と同じ思いの人たちが
いることでしょう。
でも、そんな親としての愛を
子供たちは、
絶対に責めたりがっかりしたりとか
絶対にないですからね!
自分が納得できることだけを
してればいいんです。
生きてるだけで十分に、
がんばってるのですから。
尾崎豊さんの卒業の歌を、
天国の卒業式に出れなかった
子供たちに贈ります。