明日は、アートセラピーよこはまのワークショップ。
1年の締めくくりです。そして、その後は忘年会~
まだ先日のウィルス性の風邪の時に飲んでいた抗生剤の影響で胃の調子が良くないので(泣)、
明日、余り飲めませんが、皆と沢山話して楽しんで参ります
そして、来月、新年の始まりに、アクトセラピーのワークショップを開催させて頂きます♪
こちら、もう少しで詳細を出しますね(^^)
とりあえず今日は日程だけ掲載します。
1/9(木)13:30~17:00 アートフォーラムあざみ野 3階 音楽室
私が役者の時に培ったことを最大限に活用して、
皆様に、コミュニケーションの楽しさと、体と感情の開放をサポートします
お楽しみに!!!
そんな訳でアートづいている最近。
三菱一号館美術館で、『近代への眼差し 印象派と世紀末美術』
に行って参りました。
実は、たまたま行けた美術展。大好きなルノワールの絵に惹かれて行ってきたのですが、
今回は沢山の画家の絵が飾られていました。
その中で、久しぶりに、
「あ。私この絵苦手・・・無理・・・」
と思った画家がいました。
ルドンという画家です。
あえて今回、苦手な絵を記事にしています。もし私のようにしんどくなったら、今回の記事は読み飛ばしてくださいね。
きっとこのブログを読んで下さっている方、皆さん感性豊かだと思うので、しんどいスイッチには敏感だと思うので・・・(無理しないでね~)
彼は、50代までは、白黒だけで絵を描いていました。
とってもシュールな絵です。
代表的な絵はこちら。
(「Ⅰ.眼は奇妙な気球のように無限に向かう」(『エドガー・ポーに』) 1882年 岐阜県美術館蔵)
・・・正直、こちらのブログにこの画像を載せるのも個人的にキツイのですが・・・
こんな感じで、ルドンは白黒で、かなり眼球に固執して、絵を描いていたそうです。
この絵を見たとき、久しぶりに私の胸にいや~な圧迫感がきました。
見ていて凄く心が苦しくなる感じ。
黒のみで描かれているのが、また心をえぐります。
さて、私はルドンの絵を観て、眼球に固執しているところから、
「視線恐怖症か、それか自分を認めて欲しいと強く願っていた人だったのかな?」
と感じました。
アートセラピーでは、強調して描かれたモチーフは、その人の深層心理が過度に反映されていると考えます。
そして、更に注目すべきところは、黒で描かれているところ。
黒とは、カラーセラピーやアートセラピーでは、自分の心の闇(シャドウ)を表現します。
シャドウとは、目を背けたい自分自身の問題であったり、
コンプレックスだったり、ネガティブな感情だったりします。
だから、眼が象徴しているものとは、自分の心の中にある視線に対する”恐れ”、
または、”自分に目を向けて欲しい”というサインなのかな?と思ったんです。
・・・そこで、ルドンという画家の背景について、少し調べてみました。
ルドンは、生後すぐに、母に捨てられ、幼少期は孤独に親元を離れて過ごしたそうです。
捨てられたのは、上の兄弟を母が溺愛したためだったとか。
その理由を知ったルドンは、どれだけ自分の存在を否定されたと感じ、
苦しみ、悲しんだことでしょう。
そして、孤独に幼少期を過ごしたルドンは、自分の心の居場所を作るかのように、
絵を描くことに没頭したそうです。
「自分とは何者なんだろう?」
「自分の心とはどうなっているんだろう?」
ルドンは画家になってからも、そんな思いと格闘しながら、この白黒の絵を描いていたのだそうです。
そこにあったのは、母親の愛を求める、一人の孤独な少年の叫びがありました。
眼球への固執は、やはり「自分を認めて!僕を見て!」というルドン自身の本心だったようです。
しかし、50代を過ぎてから、彼の絵には色彩が現れ始めます。
(「目を閉じて」(閉じられた目、瞑目)」 1890年 オルセー美術館蔵)
色彩が生まれのは、ルドンの長男の死後、次男が誕生し、無事に生まれてきた生命の喜びを感じたことがきっかけであると言われています。
これまで眼球に拘って描いたルドンでしたが、上の女性の絵は、瞳を閉じていますね(^^)
もしかしたら、ルドンの中で、子供の誕生によってようやく自分探しの旅が終わったのかも知れません。
今回の美術展には、色彩に溢れたルドンの絵も飾られていました。
そこには、白黒で描かれていた作品を見た時の圧迫感は消え、
見事な愛が詰まっていました
人は、人生が豊かになると、
絵にも色彩が現れます。
白黒時代の絵は、目を背けたくなるほどのものがありましたが、
こうやってルドンの背景を調べると、彼の作品が前よりも愛おしく感じられますよね(^^)
絵って、凄いです
本当に、当時の描いた人の心が、如実に表れる。
私は、やっぱり色彩に溢れた絵が好きです
昔はね、こう見えて、私、結構白黒時代のような絵が好きだったんですよ~
シュールリズムな画家だと、ダリとかマグリットとか、好きだった!
でも、年齢を重ねて、不条理なものよりも、穏やかなものに心惹かれて行くようになりました。
そう思うと・・・
あなたも、今の自分が惹かれる絵には、自分の心が現れているのかも知れません。
そんなことをちょっと念頭に置きながら、美術館とか行ってみると、
楽しめちゃうんじゃないかな?(笑)
どんな絵が好きで、どんな絵が嫌いなのか、
自分を観察してみると、面白いかも!!
その答えは、きっとあなたの心の中にあるはず。
感性のアンテナ、高めていってみましょいっ!!
今日はちょっとしんどい内容でしたね。ごめんなさい
それなのに、最後まで読んでくれてありがとう
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