扶養控除は時代遅れの制度だが、寿命も近い | にとりんの城

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投資歴19年の2児の親
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扶養控除は一見すると便利な制度に思うかもしれないが、


1.昇給がない。スキルアップのモチベーションが存在しないので、女性の社会進出や業務の効率化がされない。


2.異常に安い給料で働く人がいるせいで、似たような属性を持つ人の給料が上がらない


3.給料が安い人が付加価値の少ないことをやる事で、社会の限られたリソースを有効活用できない。



とくに個人的には2が重要で、

女性の給与が相対的に低いのは、同じような属性を持つ人が、扶養控除で働くからでは無いか?と思う。



自社ビルで老後の楽しみで儲け度外視の安さの食堂があったら、周りは迷惑だろう。






こんな時代遅れの制度もようやく終わりの時が来たと思う。


インフレである。


インフレはお金の価値が下がるので、金額が法律で明示されていると影響を受ける


年間103万で賄えた食費が、

インフレで160万必要になったら、扶養控除から外れて働かざるを得ないだろう。



結果的に扶養控除を利用する人はごく一部となり、給与の上昇が加速すると思う。



結局扶養控除は、

絶対に税金や健康保険料を払いたくないでござる

みたいな人の抜け道であって、
あまりに多くの人が利用してしまうと、
真面目に納付している人が割を食う

んだよね