扶養控除は一見すると便利な制度に思うかもしれないが、
1.昇給がない。スキルアップのモチベーションが存在しないので、女性の社会進出や業務の効率化がされない。
2.異常に安い給料で働く人がいるせいで、似たような属性を持つ人の給料が上がらない
3.給料が安い人が付加価値の少ないことをやる事で、社会の限られたリソースを有効活用できない。
とくに個人的には2が重要で、
女性の給与が相対的に低いのは、同じような属性を持つ人が、扶養控除で働くからでは無いか?と思う。
自社ビルで老後の楽しみで儲け度外視の安さの食堂があったら、周りは迷惑だろう。
こんな時代遅れの制度もようやく終わりの時が来たと思う。
インフレである。
インフレはお金の価値が下がるので、金額が法律で明示されていると影響を受ける
年間103万で賄えた食費が、
インフレで160万必要になったら、扶養控除から外れて働かざるを得ないだろう。
結果的に扶養控除を利用する人はごく一部となり、給与の上昇が加速すると思う。
結局扶養控除は、
絶対に税金や健康保険料を払いたくないでござる
みたいな人の抜け道であって、
あまりに多くの人が利用してしまうと、
真面目に納付している人が割を食う
んだよね