第6回沖縄「無外流居合」/「玄黄二刀流」稽古会:稽古が終わって… | 剣の究極……二刀流/二刀流 八重波会

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古流剣術山口流を再編纂した「玄黄二刀流(げんこう にとうりゅう)」剣術・居合を稽古している
「二刀流 八重会(にとうりゅう やえなみかい)」です。

さて、3日間におよぶ稽古が終わって、各会員は日常生活に戻りました。

今まで開催された沖縄稽古会でもダントツにキツい内容でした。しかし楽しかった! みな「キツかった」とは言っていましたが、もっと稽古したい! と思っているのでは?



個人的にも実にいろいろな所で発見があり、本当に面白かったです。


例えば刀の振り方(斬り方)について。

ただ刀を持って振るだけならば、素人でも子どもでも出来ます。しかし物を斬ることが出来るように振るためには、かなりの修練が必要です。動いている対象を斬るためには、さらに修練が必要。

さらに、「相手が避けられないように斬る」ためには大変な稽古が必要です。相手にはこちらの刀も太刀筋(刀の進む方向)も見えている、しかし避けることが出来ず斬られてしまう…稽古すればこれが出来ます。

これは二刀であれ一刀であれ同じことです。この振り方に到る方法が、今回の御宗家ご指導の稽古の中から見えました。


また体捌きについて。これについても数えきれない発見がありました。例えば左右の体捌きにかぎらず、前後、上下の体さばき。「玄黄二刀流」にはこれらが全て出てきます。しかも巧妙に!



稽古後、御宗家より「二刀流を徹底して指導せい!」とメッセージを頂戴しましたが、これからも徹底して修練し、指導しようと思います。

ご指導いただきました新名玉宗御宗家、ならびに稽古に参加して最後まで頑張った会員のみなさま、ありがとうございました。



気を緩めず稽古を続けましょう!