宿題 | nito column

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教室長や講師達の、日々の「気付き」を綴っていきます。

こんにちは。

塾長ですブタ

 

今日は押上教室、両国教室、ともに、休校期間中の宿題配布をする日でした。

 

昨夜の両国教室では、

 

 

まずは、学年ごと、コピーして並べました。

 

 

各学年ごとに、生徒一人ひとりの学習の進度ごとに、

教室長が半日かけて宿題の内容を決め、

丸一日かけて、宿題を作りました。

 

 

これは、一人分の宿題。

だいたい、一人、60枚から70枚、

小学生も、中学生も、高校生も、です。

多い人は、100枚。

4月23日(木)までの宿題です。

作るの大変だったけど、生徒はとりにくるかなー、

と、一抹の不安。

 

両国の教室長は、

一人60~70枚、毎日、午前中、

2~3時間勉強してもらえるように、まじめに作りました!!

と言ってました。

 

そして、本日の押上教室では、

 

 

まずは、消毒。

 

 

メチャクチャ美しく並べられた宿題です虹

 

 

そして、

生徒はとりにくるだろうか。

という、昨夜の不安。

 

 

なんと、

押上教室も、両国教室も、

全員、宿題をとりに来ました。

小学生も、

中学生も、

高校生も。

感激~!!

みんないい子ばかりだ!!

 

私、

今日は泣きそうになりました笑い泣き

 

 

4月7日(火)に休校を決め、

翌日、保護者さまにメールと電話連絡をして、

今日の宿題配布の時間をお伝えしていましたが、

みんな、来てくれました。

保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

 

宿題は多いですが、

こんな時こそ、鉛筆を持って、能動的学習!!

生徒の皆さん、頑張ってくださいブタ

 

さて、

 

オンライン授業を早く

という言葉を聞きますが、

みんなのお父さんやお母さんが子供だった頃には、

パソコンで勉強なんてしてません。

参考書を読んで、問題集を解いていました。

大学受験も、予備校に行かず、

自宅浪人、いわゆる宅浪の人もいました。

それでも立派な大人になっています。

大学でも、オンライン授業と聞きますが、

資格をとるための実習や理系の実験はともかく、

この期間だけは、いつもと違ってもいいのではないでしょうか。

自分の頭で考える課題をたくさん出して、

レポートを手書きで出させる、

という一昔前のような授業では成り立たないのでしょうか。

 

休校することで、大学受験に地域で差が出るのは不公平だ

という言葉を聞きますが、

2011年に東北で震災が起きた時、

翌年の大学受験で、震災を受けた高校三年生や、浪人生に、

何か特別な措置があって、

試験範囲を狭くしてあげたりしたのでしょうか。

私は、3月に公開されてすぐ、

映画「Fukushima  50」を見に行きました。

Fukushima 50

2011年3月11日に起こった未曾有の大災害、東日本大震災。東京電力福島第一原子力発電所は大津波に襲われ、電源喪失、建屋の水素爆発と想定外の事態に見舞われた。この映画は、当時の吉田所長などへの取材を基に書かれた門田隆将の原作をもとに、事態の収拾のために闘った職員たちの5日間を描いている。

東北の震災が起きた時、

翌日が両国教室の開校記念でした。

恥ずかしながら、そのときの私は、

震災のことより、nito個別学院の両国教室のことを考えていました。

しかし、今回、この映画を見たことで、

何とも言えない反省の気持ちと、

恐怖と、

自分たちが知らないところで、こんなに戦っていた人がいるのだ、

知らないということは恐ろしいことなんだ、と心に突き刺さりました。

そして、涙が止まりませんでした。

 

コロナ疲れ

という言葉を聞きますが、

学生は疲れてません。

疲れているのは、医療に携わっている方々です。

コロナウィルスの患者さんを診てくれている方々は、

「Fukushima  50」

の東京電力福島第一発電所の方々と同じくらい、

命をかけて日々、お仕事に従事されていらっしゃるのです。

子供たちが疲れているのは、

もちろん、学校に行けないストレスもあるかもしれません。

しかし、今こそ、規則正しい生活を。

7時には起きて、朝ごはんを食べて、

9時から12時まで勉強して、

午後は好きなことをして、

18時に夕食を食べて、

テレビを見て、お風呂に入って、

21時から22時には寝る。

このように、早寝早起き朝ごはんをする

という考え方に変えてみるというのはいかがでしょうか。

 

生徒のみなさんは、

学校にも行けず、

外出自粛で、たしかにつまらないでしょう。

それは私も同じです。

でも、私たち一人一人がそれを心がけないことで、

コロナウィルス感染者が増え続けてしまったら、

どうなると思いますか?

家族がコロナウィルスに感染したらどうなると思いますか?

お父さんが、お母さんが、兄弟が、姉妹が、

おじいちゃんが、おばあちゃんが、

コロナウィルスにかかったら、どうしますか?

 

みんな、テレビやインターネットで、

ないことばかり見て、

不平不満ばかり言ってしまいますが、

まずは、今あること、もの、に感謝して、

自分が、家族が健康であることに感謝して、

日々、過ごしていきましょう。

 

今は、普通の時ではないんです。

緊急事態なんです。

何か足りなくても仕方ないんです。

お医者さんや看護師さん、

入院した時のベットが足りないのが一番怖いのです。

 

だから、今、必要なのは、我慢。

今は本当に、みんなが我慢する時なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶーぶー塾長ぶーぶー