かしわ祭に想う part Ⅰ | nito column

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教室長や講師達の、日々の「気付き」を綴っていきます。

こんばんは。

塾長ですブタ

 

今日は、

昨日と明日が全く違っていくような、奇跡の日でした。

節目というのかなー。

その話は、またあらためることにして・・・。

 

今日は、

 

本所中学のかしわ祭に行ってきました。

 

本所中学と言えば、

nito個別学院の一期生は本中の生徒が多く、

それこそ、開校して一番最初に問い合わせのお電話をいただいた、

生徒ナンバー1番の生徒は本中の一年生でした。

 

毎年行っていた本中の運動会は、

今年、雨で行かなかったので、

なんだかとても久しぶりな感じがしましたが、

今日は、

かしわ祭に行く直前から、帰り道まで、

本当に、私にとって、

わあーっというくいらいな日になったせいか、

合唱祭では、

各クラスの生徒の歌声を聴くたびに、

過去の生徒たちの顔が走馬灯のように頭をかけめぐりました。

 

とくに、中学三年生の歌った、

「虹」のソロパートを聴いた時には、

以前の生徒が、同じようにソロパートを歌っていたことを思い出し、

胸が熱くなりました。

その子も大学四年生。

もう来年は社会人です。

就活が始まってから会っていないので、

元気にしてるかなーって、気になりました。

 

また、

 

 

一年生のかわいらしい声。

 

 

二年生の成長。

 

そして、

 

 

三年生の立派な姿を見て、

自分の10年を心の中で感じていました。

 

中学生は一年生、二年生、三年生と成長していくのが、

目に見えてはっきり分かります。

 

スカイツリーも、今の1/3の高さだった頃から、

どんどん高くなっていくのが10年前の私たちの楽しみでした。

 

そのせいもあって、

 

 

帰り道のスカイツリーが、

なぜか新鮮に見えました。

 

そして、10年前に、

なぜ、この墨田区にnito個別学院を開校したのだろう、

と、不思議な気持ちにもなりました。

 

今では、外を歩けば生徒や保護者の皆さまとバッタリ、

なんて、日常茶飯事ですが、

初めに来た頃は、右も左も分からず、

押上の教室長と、よく散歩をしました。

 

しかも、当時は一年間、ほとんど休むことなく働いていました。

その激しかった毎日に私のやる気を上げてくれたのは、

ほかでもない、生徒たちでした。

また、朝から晩まで働いている様子を見て、

差し入れをくださる保護者の方もいらっしゃって、

本当に恵まれていたのだと思います。

 

日頃から中学生の姿を見ていると、

この子たちが大人になったとき、

幸せになれるのだろうか、

と、心から思います。

 

それは、

成人式や同窓会に、

胸を張って参加できる人生を歩んでいるだろうか。

大学を出るとき、高校を卒業する時、ちゃんと就職できるだろうか。

就職してからも、必要とされる人材になれるだろうか。

男の子であれば、

結婚して家庭を築き守っていくことができるだろうか。

 

私は2010年の2月から今まで、

本当にそれだけを考えて、

生徒に接し、指導し、

生徒や保護者さまと面談をしてきました。

そのために、生徒に嫌われることもあったと思います。

 

でも、ときどき思います。

 

果たして、

この10年が、

私がやってきたことが、

正しかったのか、良かったのか。

 

本当のところ、自分でも分かりませんが、

少なくとも、

元気に10周年を迎えることができることがその答えなのだと、

自分で自分を慰労したいです。

 

そして、忘れてはならない、一年目、二年目の講師陣。

懐かしい顔が目に浮かびます。

 

人はおかげさまで生かされている。

身をもって体験した10年でした。

 

襟を正して、

また明日から頑張っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

ぶーぶー塾長ぶーぶー