[Vol.182]
先週の『ハラスメントゲーム』は
「パタハラ」がメインテーマでした。
(○○ハラって多すぎです・・・。)
内容としては
男性社員(斉藤工)が
社長の進める制度として
「イクメン時短」を利用しており
10時~16時勤務の中
部長や同僚より
残業の要求や嫌がらせ を
受けているというものでした。
(ドラマ「ハラスメントゲーム」より)
そもそも
「イクメン」という言葉は
どうして出てきた言葉なんでしょうか。
2010年
当時の厚生労働大臣が
男性の子育て参加・育児休業推進のため
『イクメンという言葉を流行らせたい』と
発言したことがきっかけとなります。
そして
働き方改革の一環として
2016年に施行された
『女性活躍推進法』の話が
出てきた頃から
本格的に使われ出したのでは
ないでしょうか。
女性活躍推進法の
基本原則としてこのようにあります。
つまり
女性の活躍とは、
「女性に出世をさせる」と
いうことだけではなく
男性も含めた
「ワークライフバランス」の見直しや
女性本人の意思に基づいた
働き方ができるような幅広い
取り組みが求められております。
企業としては
女性活躍を推進するのであれば
イクメンのバックアップも必要となるのです。
とてもわかりやすい事例としては
日本生命の取り組みです。
日本生命では
社員の9割が女性となります。
職場の女性の理解を
深めるため にも
このような男性の育児休暇の取得を
推奨したのです。
結果
女性社員がさらに働きやすく
なったと言われています。
日本生命はスケールが
大き過ぎて参考にならない
かもしれませんが
男性育児をサポートする仕組みは
企業としていくらでも
考えられるのではないでしょうか。
要するに
『女性活躍企業』=『イクメン推奨企業』
となるのです。
イクメン推奨企業になるには
「イクボス」の存在が不可欠です。
イクボスが存在すれば
「パタハラ」は発生しにくいものです。
これらより
矛盾を発生させず
女性活躍を推奨させる
企業になるためには
経営者が
「イクメンを推奨し、イクボスになる」
ところまで徹底的に行わないと
見かけ倒しの女性活躍推奨企業と
なってしまう可能性があるのです。
お問い合わせは
こちらまで
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