三井不動産(8801) | ひかこのブログ

ひかこのブログ

ブログの説明を入力します。

「三井のリハウス」で中古不動産を見るのが好きです

 

不動産は流動性が低いといわれていますが、「三井のリハウス」を見ていると、相場で売却できるような気がしてきます

 

「三井のリハウス」は三井不動産リアルティのブランドであり、売買仲介取扱件数で2018年まで33年連続首位をキープしています

 

三井不動産リアルティの株式を100%保有する三井不動産を調べてみました

 

 

三菱地所と並ぶ総合不動産の双璧。

ビル賃貸主力。

マンション分譲、非保有不動産事業を拡大(四季報)

 

 

【沿革】

1941年 三井総元方の三井改組計画により、旧三井合名会社所有の不動産の経営を主たる目的として設立

 

1949年 株式上場

 

1962年 大阪支店(現関西支社)開設

 

1966年 「百合ヶ丘宅地造成第1期」竣工

 

1968年 「霞が関ビルディング」出向

 

1981年 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」営業開始

 

1984年 「三井ガーデンホテル大阪淀屋橋」営業開始

 

1998年 「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」営業開始

 

2018年 三井ホームを完全子会社化、「55 ハドソンヤード」竣工

 

2019年 「日本橋室町三井タワー」竣工

 

 

【事業内容】

・賃貸事業:オフィスビルおよび商業施設等の賃貸

 

・分譲事業:業務施設等の分譲、戸建・中高層住宅等の分譲

 

・マネジメント事業(プロパティマネジメント・仲介・アセットマネジメント)

 

・三井ホーム:

新築住宅等の設計・施工監理・施工請負

 

・その他の事業:

ホテル、リゾート施設の施設営業

 

 

【業績】

業績

売上高

当期

利益

一株益

(円)

一株配

(円)

連17.3

1,704,416

131,815

133.4

34

連18.3

1,751,114

155,874

157.8

40

連19.3

1,861,195

168,661

171.3

44

直近5期の売上高は1兆5千億円―1兆9千億円とぞうかけいこうです

 

赤字期はなく、利益率も高く毎年増加しています

 

 

【セグメント】

 

賃貸

分譲

売上高

622,767

531,324

損益

141,945

98,037

資産

3,792,511

1,866,803

 

マネジ

メント

三井ホーム

その他

452,132

270,090

91,548

53,445

6,208

4,681

376,616

142,054

145,228

賃貸・分譲・マネジメント、バランスの取れた事業構成になっています

 

 

【財務諸表】

①    資産

・現金預金1,743億円(3%)

 

・(仕掛含む)販売用不動産1兆2,826億円(19%)

 

・有形固定資産3兆4,303億円(50%)

 

・投資有価証券8,727億円(13%)

 

②    負債

・有利子負債2兆9,066億円(43%)

 

③    純資産

・自己資本比率34%

 

・配当性向26%

 

・利益剰余金9,622億円(14%)

 

④    損益計算

・売上高

営業利益率14%

経常利益率13.7%

当期純利益率9.1%

 

・減損損失

前期80億円、当期114億円

 

⑤    キャッシュフロー

・投資額(十億円)

科目

前期

当期

減価償却費

70

79

固定資産

に対する支出

360

338

 

 

【株価 個人的な購入価額】

 

1,917円(2020.5.1)

 

2.30%(05/01)配当利回り(会社予想)

44.00(2020/03)1株配当(会社予想)

(連) 9.76倍(05/01)PER(会社予想)

(連) 0.77倍(05/01)PBR(実績)

(連) 196.46(2020/03)EPS(会社予想)

(連) 2,493.53(2019/03)BPS(実績)

 

・直近5期の平均EPS:137円

 

・進捗:53%(3Q)

 

需要・顧客構造(+10%): 数年単位で見ると、景気後退による賃料悪化が恐ろしいですが、賃貸・分譲・仲介とバランス取れているので、急激な業績悪化はなさそうです

 

競争環境(+10%):不動産業は競合が多いですが、パークホームズのブランド力は高いので、競争力は高そうです

 

・ビジネスモデルの有望性(+10%):経営方針として「リアルエステート・アズ・ア・サービス」、すなわち、「不動産をお客様にモノとしてではなくサービスとして提供する」という考えを持っています

 

所有から利用に考え方がシフトしており、三井不動産の方針、三井のリハウスなど事業資源を考えると時代の流れをリードできると思います

 

また、三井不動産ロジスティックスパーク投資法人(リート)による物件吸収もプラスに寄与すると思います

 

・株主優待(+%):なし

 

・個人的な好み(+10%):経営理念に共感できるので、好きです

 

・個人的な目標株価

PER137×14倍=1,919

PBR2,494×0.7倍=1,746

プレミアム1,833×1.1×1.1×1.1×1.1=2,683

 

 

以上