総合不動産大手。
東京中心にオフィスビル、マンション開発。
住宅リフォーム事業で独自の強み(四季報)
【沿革】
1949年 財閥解体により住友本社を継承する会社として設立
1964年 「浜芦屋マンション」(兵庫県神戸市)分譲(マンション分譲事業に進出)
1970年 株式上場
1972年 住友不動産カリフォルニアを設立
1973年 住友不動産建物サービスを設立
1996年 新建替えシステム「新築そっくりさん」事業を開始
2014年 分譲マンションで初の年間供給戸数日本一達成
2017年 住友不動産販売が完全子会社化により上場廃止
【事業内容】
・不動産賃貸事業:
オフィスビルならびに高級賃貸マンション等の開発・賃貸事業
・不動産販売事業:
マンション、販売用ビル、戸建住宅、宅地等の開発分譲事業
・完成工事事業:
当社(新築そっくりさん事業本部および注文住宅事業本部)は、主として建替えの新システムである新築そっくりさんならびに戸建住宅等の建築工事請負事業
・不動産流通事業:
不動産売買の仲介および住宅等の販売代理
・その他の事業:
フィットネスクラブ、飲食業
【業績】
業績 |
売上高 |
当期 利益 |
一株益 (円) |
一株配 (円) |
連17.3 |
925,151 |
103,488 |
218.3 |
24 |
連18.3 |
948,402 |
119,731 |
252.6 |
27 |
連19.3 |
1,013,229 |
130,817 |
276.0 |
30 |
直近5期の売上高は1兆円前後で、毎年増加しています
赤字期はなく、利益率は高く、利益も増加しています
【セグメント】
不動産 |
不動産 |
完成工事 |
|
売上高 |
381,763 |
331,751 |
221,693 |
利益 |
149,932 |
47,115 |
20,407 |
資産 |
3,737,136 |
713,300 |
30,057 |
不動産 |
その他 |
計 |
72,898 |
12,744 |
1,020,852 |
22,007 |
1,527 |
240,991 |
14,074 |
32,544 |
4,527,112 |
【財務諸表】
① 資産
・現金預金1,722億円(3%)
・(仕掛含む)販売用不動産6,726億円(13%)
・有形固定資産3兆5,310億円(69%)
・投資有価証券4,790億円(9%)
② 負債
・有利子負債3兆3,428億円(65%)
③ 純資産
・自己資本比率24%
・配当性向11%
・利益剰余金8,828億円(17%)
④ 損益計算
営業利益率21.8%
経常利益率20.2%
当期純利益率12.9%
⑤ キャッシュフロー
・投資額(十億円)
科目 |
前期 |
当期 |
減価償却費 |
42 |
46 |
固定資産 に対する支出 |
220 |
188 |
【株価 個人的な購入価額】
2,790円(2020.5.1)
1.25%(05/01) 配当利回り(会社予想)
35.00(2020/03)1株配当(会社予想)
(連) 9.44倍(05/01)PER(会社予想)
(連) 1.00倍(05/01) PBR(実績)
(連) 295.40(2020/03)EPS(会社予想)
(連) 2,790.03(2019/03)BPS(実績)
・進捗:81%(3Q)
・需要・顧客構造(+20%):東京圏にオフィスを多く持っており、テナント料は安定もしくは上昇が期待できます
また、賃貸事業の規模も大きく、分譲住宅の売れ残りを賃貸物件として売り出すことで、分譲価格の値下げを回避できそうです
・競争環境(+10%):不動産業は競合が多いですが、住友不動産のブランド力は高いので、競争力は高そうです
・ビジネスモデルの有望性(+5%):賃貸事業が強いので、マンションを所有する今の流れから、賃貸の流れにシフトしたとしても、大丈夫そうです
・株主優待(+%):なし
・個人的な好み(▲20%):有り余る資産があったら、住友不動産のマンションに住みたいですが、そこまで魅力は感じていません
・個人的な目標株価
PER220×14倍=3,080
PBR2,790×0.7倍=1,953
プレミアム2,517×1.2×1.1×1.05×0.8=2,791
以上