セブンイレブンの冷凍のショウガ焼きに感動
冷蔵よりも高いけど、量も多く、日持ちもして使い勝手が良かったです
製造元を見ると、日本ハムの九州の工場
いい仕事しています
冷凍であれば、食品廃棄ロスも減らせ、工場での大量生産ができ、効率が良いと思います
日経225の主力企業は、投資信託の資金も流入しやすく、割高になっており、手を出しづらいですが、調べてみました
【沿革】
昭和17年徳島市に食肉加工場を創設
昭和36年 株式上場
昭和38年 本社を大阪市浪速に移転
昭和52年 アメリカ連結子会社買収
昭和53年 オーストラリアに連結子会社設立
昭和54年 三重県に日本ハム食品を設立し、加工食品部門に本格進出
昭和56年 東京都港区のマリンフーズ株式会社の事業を承継し、水産加工部門に進出
昭和61年 イギリスに連結子会社設立
平成7年 アメリカに連結子会社設立
平成27年 トルコの会社を子会社化
【事業内容】
子会社86社及び関連会社6社で構成
加工事業:ハム・ソーセージ、加工食品の製造・販売
食肉事業:豚・牛及びブロイラーの生産飼育を行い、処理・加工を行い外部に販売
関連企業:水産物及び乳製品の製造・販売
【業績】
業績 |
売上高 |
当期利益 |
一株益(円) |
一株配(円) |
◎14.3 |
1,122,097 |
24,524 |
122.1 |
37 |
◎15.3 |
1,212,802 |
31,048 |
152.4 |
46 |
◎16.3 |
1,240,728 |
21,779 |
106.9 |
33 |
売上高は1兆-2千億円で毎年増加しています
当期純利益は直近5期黒字で増加傾向です
【セグメント】(百万円)
|
加工事業 |
食肉事業 |
関連企業 |
売上高 |
356,581 |
877,334 |
159,371 |
利益 |
4,054 |
39,660 |
2,281 |
資産 |
182,186 |
393,346 |
68,877 |
食肉事業の売上規模が大きく、利益も食肉事業が稼いでいます
【財務諸表】
① 資産
・現金預金673億円(10%)
・棚卸資産1,374億円(20%)
・その他の投資有価証券249億円(3%)
② 負債
・有利子負債1,546億円(23%)
・退職金及び年金債務144億円
③ 純資産
・自己資本比率
・利益剰余金2,832億円(41%)
④ 損益計算
米国会計基準で記載がなさ過ぎて、書けません
⑤ キャッシュフロー
・配当性向50%
・減価償却費199億円
・固定資産の取得376億円
前期も同様の傾向であり、設備投資を増やしています
・支払利息14億円
【トピック】
① 国際会計基準の採用
日本ハムは長いこと、米国会計基準を採用していましたが、平成31年3月期より国際会計基準への移行を予定しています
② 新規設備投資
・加工事業(100億円)
ハム・ソーセージ及び加工食品の生産設備の増強・更新
・食肉事業(153億円)
生産飼育設備の更新・改修などに66億円、営業設備の充実に35億円、処理・加工設備の更新に39億円
・関連企業(71億円)
水産物及び乳製品の生産設備・営業設備の更新
関連企業に比較的多額の投資をしている気がします
【株価 購入価額】
3,155円(2017.5.2)
1.46% 配当利回り(会社予想)
46.00 1株配当(会社予想)
(連) 18.90倍 PER(会社予想)
(連) 1.68倍 PBR(実績)
(連) 166.91 EPS(会社予想)
(連) 1,872.54 BPS(実績)
ソーセージ・ハムの食育・加工・販売の一連のプロセス全てに関わっており、付加価値の厚みがあり、業績が安定すると思います
一方、食育の原料となる穀物を輸入に頼ることとなり、為替変動の影響は大きくなります
円高になると穀物安で業績のプラスとなり、円安になると穀物高で業績のマイナスになると思います
今期の業績見通しは強気で、直近5期平均EPSは103円
PER15倍(直近5期)
PBR1倍
BtoCプレミアム20%増し
円高リスクヘッジ20%増し
206円×15倍=1,545円
1,872円
(1,545+1,872)/2×1.2×1.2=2,460円
2,500円以下になったら購入しようと思います
きっと買える日は来ません
※H31.2.2追記 株式併合換算後 5,000円
以上