こんばんは
だいぶ春めいてきましたが、雪の翌日に撮った写真がまだありましたので、今回のブログ内インテリアに使いました。
さて、「リ・ジョンヒョクの微笑みシリーズ」第3回。
第1回に40ものジョンヒョクの微笑みをリスト化しましたが、あれだけ挙げたにもかかわらず、抜けていたのがありました。
【第9話】 スイスでの回想シーン。音楽学校の友達と楽しく談笑後、別れてソ・ダンに会って「初めまして」と挨拶。
学友たちと冗談を言い合って、本当に楽しそうなジョンヒョクです。別れてなお、思い出し笑いをするくらい
この時点では、まだ最愛の兄・ムヒョクが亡くなっていないので、ジョンヒョクも屈託のない爽やかな笑顔で暮らしています。
そこに婚約者と聞いていたソ・ダンが訪れたので「初めまして」と手を差し出して挨拶します。
この挨拶シーン、眼はイキイキした感じですが、あまり口角が上がっていません。
まだ「明るい時代」なので、もう少し笑顔でもよさそうなものですが、穏やかな性格ゆえと、まあ、許しましょう。 ← すごい、上から目線!すみません。
今回は、このシーンの検証から、ソ・ダンについて語りたいと思います。
基本的に、まずは第1話から話を紡ぎ出している本ブログとしては、【第3話】で初登場するソ・ダンのことをもう少し先に、書くつもりでした。
しかし、前回の「セリの変顔?」の次に、どうしてソ・ダンがらみの微笑みについて書きたくなりました。
まずは、ソ・ダンについて、ちょっと私見を
ジョンヒョクの婚約者ソ・ダンは、初見時とその後では、だいぶ印象が変わりました。
このドラマでは、北の方達はみんな最初はとっつきにくい感じがするものの、時間と共にキャラ立ちして、愛おしくなるのですが、ダンもしかり。
最初は、心が近づきつつあるジョンヒョクとセリの仲を裂くような感じで不穏な印象です。しかし、ダンを知るにつけて、私たち視聴者は、いつのまにかダンのファンになります。私もそうでした。
そして、2回、3回と視聴を重ねるうちに、「ダンは悪くない」と言うことに気づきます。(遅い?)
だって、ダンは正当な婚約者ですもの!
そして、愛想のないジョンヒョクこそ、「ちょっと、あなた、失礼でしょ」と叱りつけたくなって来ました。
ジョンヒョクは、寡黙な性格ゆえか、母胎ソロゆえか、スイスでのデートにおいて、あまりにも素っ気なさ過ぎです。コラッ!
挙げ句の果ては、橋の上で飛び降りそうな憔悴しきった女性(セリ)をタイプだと思って写真まで撮ってしまいます。コラコラッ!
しかも、ジョンヒョクは言われるまで婚約者の写真を撮ろうとしませんでした。コラコラコラッ!
ま、一応ジョンヒョクさんのために認めてあげるべきは、婚約者とは(スイスで)ツーショットを撮りますが、他の女性(セリ)と(北にいる間は)ツーショットを撮らなかった(第5話)、ということくらいでしょうか。
すみません、話が少し逸れました。
ま、ソ・ダンも良くないところはあるのですが、でも、彼女の立場からすれば、やはり同情してしまうところも大です。その証拠に、視聴者の人気は高いように思います。うまく立ち回りできないソ・ダンは、まるで自分を見るようで、共感を抱けるのです。
ソ・ダンに対するジョンヒョクの微笑み
ジョンヒョクったら、本当に残酷なほど、ダンに微笑みません。
唯一といっていいくらいなのが、上記のスイス出会いのシーンです。
それだって、ビジネスの場で育ちの良い紳士が礼儀正しく挨拶した、というのと同じくらいのレベル。
あと、第16話でカメラを返してもらい「10年も婚約者だったんだし、それくらい許されますよね」と少々高飛車なことを言われ、わずかな許しの笑みをもらしたとき。くらいかな。
どうしてジョンヒョクは微笑まないのか
ダンだって、超美人で、笑顔が可愛いのに・・・・・・
そう、「笑顔」。
ソ・ダンは、ジョンヒョクのことが好きすぎて、緊張した感じの笑顔しか向けていませんでした。
ジョンヒョクに会う前に、鏡でチェックしたり(【第9話】スイス回想シーン)、髪型チェックをしたり(【第7話】ジョンヒョク舎宅前で)、いじらしい乙女心があったのを、ジョンヒョクは知りません。
私たち視聴者は、ソ・ダンにを撃ち抜かれていますが、その微笑みは【第11話】の「ラーメン」シーンや、【第16話】の車デート回想シーン。すなわちク・スンジュンだけにしか見せていない笑顔でした。これも運命?
ちょっと「いけずな」ダンの可愛らしさに気づけなかったジョンヒョク、まだ若いわね。フフ。
私たちは視聴者で良かったですね。
ダンの魅力的な笑顔を、ク・スンジュン以上に見られましたよ
第16話で、ダンがジョンヒョクにカメラを返し「すべてはあのときから始まっていたのですね」と言った後。 それからダンの登場するラストシーンで、チェロを肩に掛けて、街を闊歩するとき。あー、この笑顔にやられるのですわ
ダンのために考える、ジョンヒョクのハートをゲットする傾向と対策
前回のブログで、ジョンヒョクは「素の表情」に惹かれる御仁であるという結論に達しました。
であれば、ダンは鏡を見て自分を取り繕うとせず、また、心に鎧を着せないで、素直に、ありのままの自分を出すことに重きをおけば、もしかしてジョンヒョクの心をとらえることができたのかも
ということでジョンヒョクの傾向が分かってきたので()、おせっかいながら、ダンのために「ジョンヒョクのをゲットする対策」を考えてみました。
その1 【第5話】ジョンヒョクに車で送ってもらって、自宅マンションのエレベーター内。ジョンヒョクが一瞬こちら(ダン)を見ます。そのときに、彼の気まずさを吹き飛ばすような、とびきり可愛い、ニッコリとした自然な笑顔を向けてみる。ダンちゃん、できる?
その2 【第6話】平壌ホテルでの食事会。勇気がいるかもしれないけど、ここでお酒飲んで前後不覚に酔っ払ってみる。うーん、お嬢さまだもの、できないよねぇ。
その3 【第9話】営倉まで面会に行ったとき、皮肉を言ったり、意地悪を言ったりしないで、ジョンヒョクの立場に立って、優しく言ってみる。「ごめんなさい。あなたが大事だったから・・・・・・。彼女をお父様にお任せして南に帰してあげましょう。あなたはここにいるのが安全です」 あー、でもこの場面では、すでにジョンヒョクは恋の6段階のうち「ユンセリ以外は見えません期」になっているから「時すでに遅し」なのかな。
それ以前になんとかせねば!
その4 【第16話】スイスの雪山での回想シーン。ブーツを自分で持ってゼイゼイ言っているのに、写真を撮るのに夢中な婚約者の後ろで、つるっと滑って捻挫してみる。うう、あざといかしら。そんなことをしないダンちゃんが好きよ。
その5 【第5話】冒頭でジョンヒョク&セリと鉢合わせしたとき、堂々と「ジョンヒョクさんの婚約者です。ジョンヒョクさんが、いつもお世話になりまして、ありがとうございます」と余裕綽々の笑顔でセリに挨拶し、第3話で船渡しトラブルでセリが巡視船の人にみせたように、恥ずかしそうにジョンヒョクとイチャイチャして見せる。あー、こんなセリみたいなことができたら、人生苦労しませんわ。
まあ、よしんばそれを分かっていたとしても、なかなかできないのが人間というもの。共感しまくり、です。
ダンちゃん、役に立たなくて、ごめんね。私もあんまり恋愛経験が豊富ではなくて・・・。
あなたにはちょっと反省してもらいたいこともあるけど、基本的に私はあなたが大好きです
いつかこのブログで、あなたのことを愛を込めて大特集するわね。