ヘビロテ視聴者が語る「愛の不時着」への愛

ヘビロテ視聴者が語る「愛の不時着」への愛

「愛の不時着」に関する備忘録を兼ねた個人的メモです。我ながらこれほどハマったものは珍しいので、思ったことを文字化することで、自分の頭を整理したいと考えています。

こんにちはニコニコ桜

 

ヒョンビンさんのドラマ『メイド・イン・コリア』を見られないまま悲しいに春を迎え、先日ようやくイェジン様の映画カチンコ『しあわせな選択』を見に行ってまいりました!!

 

原作は『斧』、韓国でのタイトルは『仕方がない』だそうですが、失職した男の物語でした。今年版『パラサイト 半地下の家族』みたいな評価も納得の、ひとつひとつに意味があり、社会に巣食う闇の深さとして解釈するのが面白い映画なのでしょう。私としてはちょっと怖くて、イェジン様でなければ見なかったかも。。。肝心のイェジン様は、さすが可愛く、美しく、でも映画の雰囲気をまとった不気味さがあり、その存在感はさすがでしたグッ

 

今回の写真はピンクの椿です。

ひと所から三つ四つ蕾を付けていて、家族みたいで可愛いなあと思いました。

 

さて、今回のタイトルは『僕の女』と『私の推し』としました!

これは【第7話】プチ対比となるセリフです。

「僕の女」は、ジョンヒョクがセリを指してのワード。

「私の推し」は、セリがジョンヒョクを指してのワードです。

 

今回は、この言葉を改めて検証し、語っていきたいと思います。

 

  愛を自覚したら語りたい?

そもそも【第6話】ラスト近くのお別れシーンでセリは、もう二度と会えないからとジョンヒョクへの思いをにじませていましたが、ジョンヒョクは顔色一つ変えずに頑張っていました凝視

 

ところが、【第7話】雨の病院キスハートで、もはや恋心を隠し切れなくなったジョンヒョクさん。「ユン・セリ以外は見えません期」に突入したわけですラブ

 

しかしながら何が辛いって、国の事情で必ず離れ離れになると分かっている2人ですから、一般的な韓ドラのようにラブラブ一直線アップにならないところでございますショボーン

 

でもキスシーン後、お互いに愛の言葉を交わさなくても、至る所に「隠れたラブラブモード」を感じ取れるところが『愛の不時着ピンクハート【第7話】の魅力です。まさに「僕の女」「私の推し」は、お互いに愛を語り合えない代りに、他人様に語ることであふれる思いを吐露しているセリフであります。

 

  「僕の女」を検証!

このセリフの登場シーンは【第7話】ジョンヒョクの病室に敵役のチョルガンお父さんが乱入し、ジョンヒョクの発砲について問い詰められた場面。

スパイではなく僕の女を守るために故意に事故を起こす者を撃っただけです

 

「僕の女」は日本語の字面としては弱いのですが、韓国語における「ネヨジャ」はドラマや映画でもよく聞かれるパワーワードで、その直訳のようです。「俺の女」のほうがカッコいいのですが、ジョンヒョクさんの品性から「俺」ではなく「僕」と訳されたのでしょうウインク

 

そしてなんといっても興味深いのが、ジョンヒョクがチョルガンに、セリのことを「僕の女」と言い切ったところです。確かに【第2話】ラストで「婚約者」と伝えているのだから、それを貫き通しているわけですが、【第2話】ラストに比べて、【第7話】の「僕の女」発言はどこか自信に満ちた感じがあります。状況としては保衛部少佐チョルガンを前に絶体絶命のはずなのに、この「告白」に私たち視聴者は度肝を抜かれましたびっくり

 

この「僕の女」発言。ジョンヒョクは【第13話】でも繰り返しています。怪しげな倉庫での対決場面で「僕の女を1人にして、いや、お前と同じ空の下に置いて帰る気はない」とチョルガンに対してカッコよく宣言したのは忘れられないシーンです。

 

これをセリに聞かせたいのに、2回ともチョルガンが聞いたという星回りスター

もちろんチョルガンを前にのろけてやろうというのではなく、愛ゆえに対峙しようとするジョンヒョクが自分自身に叫んでいるようにも思えます。愛を知る人は強い!

 

  セリの「私の推し」

対して、セリの「私の推し乙女のトキメキ」は、病院に押し寄せた軍の目から逃れようと、入院患者に逃れるため、ミンジちゃんお母さんの車椅子を乗っ取るシーンに起因します。

驚くミンジちゃんを黙らせるため、前日BTSのMVルンルンを見ていたことを引き換えにセリが自分に有利になるよう進めるのですが、用が済んで別れ際に「推しは誰?」と聞かれて、ミンジちゃんの「ジョングク」に対し、セリは「リ・ジョンヒョク。魅力がヤバいの。私の一番の推しよ照れ」とのろける感じでうれしそうです。

 

ジョンヒョクとセリ、それぞれが他人に、愛する人の存在を示していますが、違いは「のろけることが出来たか否か」といったところでしょうか。

 

でも、そう口にできる人がいるって、状況が切迫したときであっても、幸せなことだなと思いますハート

 

  他人に対するジョンヒョクの発露

「ユン・セリ以外は見えません期」に突入しても、甘くはいられない厳しい環境にあるジョンヒョクさんですが、なかなかどうして、以降はダダ洩れどころか宣言すらしています。

 

その1:婚約者ソ・ダンに対して

【第7話】チョルガン襲来後にお見舞いに来たダンと2人になったとき、早速ジョンヒョクさんは「僕は彼女が好きだ」とストレートに告白します。ある意味誠実ですが、残酷でもあり、ジョンヒョクらしいのかも。

 

その2:中隊員たちに対して

【第8話】決して公にはしていませんが、セリの失踪を心配し、ク・スンジュンが他人以下であると口角泡飛ばして力説するところ、ミンジちゃんからセリの推しだと言われてニヤつところ、その喜怒哀楽ぶりは可愛いばかりにっこり

 

その3:両親に対して

【第9話】彼女を守れないと、僕の人生は地獄になります」と言い、

【第11話】ソウルに行くことを父に告げる手紙に「僕の愛する人」とまで書く始末。

結構攻めますなニヤリ

 

 

  リリ・カップル同士では、どうなの?

病院キスではお互いの愛を感じ合ったはずなのに、前回ブログ「セリのオプション3点はどれが正解か」にて示したとおり、お互いに対しては言語化するとぎくしゃくしてしまいます。

 

ところが、隊員たちがお見舞いに来てくれたときにタヌキ寝入りをして応対をセリに任せたのも「彼女に頼る彼氏感」があり、セリが自分のペースで隊員たちを返したり、そのあとジョンヒョクを起こしたりするのはもはや「彼女感」あふれる行動です指差し

 

そして、中隊員たちが帰った後、

「(銃弾を避けなかったのは、避けたら)君が撃たれるから

また同じことが起きてもカッコつけないで必ず避けるのよ

という会話の中味は愛情なくしては発せられない恋人同士の会話にほかなりません飛び出すハート

 

 

  ク・スンジュンの問い

【第7話】に「告白」のワードを使う人物がいます。

それはク・スンジュン。

舎宅前でジョンヒョクらの帰りを待つク・スンジュンとソ・ダンが寒くてククスラーメンを一緒に食べるシーンで、ク・スンジュンはダンに婚約者との間に告白があったかと問います。

 

セリとジョンヒョクのリリ・カップルについていえば、セリが「告白」したのは【第8話】ラストあたりで何者かに連れ去られトラック、電話を掛けたとき。

ジョンヒョクに至っては【第14話】銃弾に倒れて昏睡状態だったセリが目覚めたとき病院になります。

 

愛の告白は、生死のかかったシーンで行われて感動的ではありますが、「僕の女」「私の推し」など、直接的ではない違う愛の表現がちりばめられているところに、私たち視聴者はときめいてドラマに沼落ちしてゆく秘密があるように思います。