こんにちは
本ブログのテーマ「愛の不時着」の魅力を、いまだに語り尽くせていないのですが、この春Netflixで「Eye Love You」そして「涙の女王(まだ途中)」を観て、どうしても「愛の不時着」にからめたおしゃべりしたくなりました
写真は、実家で撮ったアネモネです
まずは「Eye Love You」
日本のテレビ局TBSが、韓国の俳優チェ・ジョンヒョプさんを迎えて制作した、二階堂ふみさんとのラブコメです。
きっかけはブログの先輩の記事で紹介されていたことでした。話数も少ないし、1話当たりの時間も短いから、目の前の仕事から逃避するという名の「気分転換」として見始めました。
私はチェ・ジョンヒョプさんを知らなくて、このドラマで初めて拝見しましたが、人懐こい笑顔にハートを射抜かれてしまいました。すごい魅力的な方ですね
人の心を読むテレパスといえば、高校生の頃に筒井康隆さんの『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』を読んだなーと思い出しながら視聴しました。テレパスやタイムスリップなど、このテのファンタジーは好きです
筒井康隆さんの一連の作は「七瀬シリーズ」とよばれて、ドラマ化されたようですが、残念ながら私は見る機会がありませんでした。
「Eye Love You」では、わりと深刻な話になりそうなテレパスの題材を、よく日韓のラブコメに仕上げたなーと夢中になって見ました。伏線回収や辻褄合わせは脇に置いて、ともかく「癒やし」を与えてくれたドラマだったように思います。
特に「ご飯は好きですか?」から始まる問答の対比シーンが「大好きです(←叫び声で)」。
音楽も良くて、テーマソングはもちろん、いい感じのシーンで流れる分散和音みたいなフレーズも、どこか「梨泰院クラス」を彷彿として良かったです。
俳優さんはほとんど日本人ですから、「愛の不時着」の出演者とかぶることはなかったのですが、私にとってのリンクポイントがひとつありました。
冒頭です。
絵本のストーリーから物語が始まるという手法は、「愛の不時着」ユン・セリ役のソン・イェジンさんが主演された映画「Be With You〜いま、会いにゆきます」と同じ~
そう思うと、なぜだか親近感が湧いて、うれしくなってしまいました
そういえば、3月31日の結婚記念日に際して結婚写真のアナザーを共有してくださるなど、最近よくInstagramを更新してファンの皆を喜ばせてくださったソン・イェジンさんが新しく映画のお仕事が入るかもしれないそうで・・・・・・。
楽しみ🫰🫰🫰
涙の女王
こちらはドラマ終了後にまとめて書こうと思っていましたが、うれしくて語りたくてたまりません。
「愛の不時着」を書かれたパク・ジウンさんという方の脚本だそうで、私も遅まきながら先週あたりから視聴し始めてました。
ホントに期待に違わぬ面白さ
「重厚」な作りのドラマだと思いました。話のあら筋としては「あるある」かもしれないのに、視聴する者を惹きつけて止まない王道的な作品にしてくるあたり、さすがだなあと思いました。
「愛の不時着」でも、その他のドラマでも感じたことですが、キャラクターの魅力により、陳腐に思える設定がリアリティあふれて、胸躍らせて見守りたくなるマジックよ!
どなたも最高に魅力的ですが、やはり主演のお二人には心を持っていかれ、キム・スヒョンさんとキム・ジウォンさんのファンになりました
見つめ合うシーンでなくとも、お互いを想って優しい顔になる、その目になんとも情感がこもって、余韻が残ります。これ、重要無形文化財級だと思います。
ということで、「涙の女王」本筋のネタバレをしないよう気を付けながら、愛の不時着ファンとして、しびれたところを記録しておきたいと思います。
【第1話】結婚式
主役カップルの結婚式シーンは、よく指摘されているとおり、まさに「愛の不時着」で主演し後に結婚されたヒョンビンさん&イェジンさんを彷彿とさせるよう作り込まれていました
ロケ場所も、お花いっぱいの設えも同じで、確かに2022年のあの結婚式は、ドラマのようだったと思い返しました。
それに加え、私の胸をキュンとさせたのは、【第1話】エピローグ、残り3:49あたり。家族写真を撮っているシーンの、左側に写っている「新郎新婦の写真」です。
あれも、まんまbinjinカップル
おふたりの結婚披露宴に先立ち、公開されたウェディング写真にソックリ。もちろん微妙に変えてますが、2人並んで手をつないでいる雰囲気がソックリ。
これ、たまりません
【第4話】「ヒョンビンとソン・イェジン」と語る弁護士の親友
豚焼き肉店で弁護士の親友が「俳優も恋人同士を演じて、本気で好きになるだろ」と言います。
字幕はそこで終わりますが、韓国語をよく知らないけど「愛の不時着」&binjinカップルファンの私の耳が拾いました。
「ヒョンビンとソン・イェジンみたいに」という内容を言い加えているみたいです。美味しいものをご提供くださり、ありがとうございます
しかも、この弁護士の親友さんは、ドラマ「賢い医師生活」でお会いしたことがあり、私にとって親しみのあるお方でした。再会できて、うれしゅうございます
【第5話】「愛の不時着」を視聴している財閥の奥さま
ホンの一瞬ではありますが、財閥の奥さまがリビングでくつろぎ、大画面のテレビで見ているのは「愛の不時着」でした!
しかも、私が大好きな【第3話】栗のお酒を呑みながらセリとジョンヒョクが討議しているシーンです。セリとジョンヒョクが順に写りましたー
この時点で、あまり性格が良いように描かれていない財閥の奥さまのこと、ワタクシ一気に好きになりましたよ
「愛の不時着」を観てくれて、ありがとう←プレゼント
手を取ってお礼を申し上げたい気持ちです
【第7話】調査報告する例の2人
「涙の女王」でゴシップ対策のため雇われている2人組は、「愛の不時着」では、ホン広報チーム長&保険会社のパク・スチャンという同級生の2人組でもあり、これは「愛の不時着」ファンへのサービス人事といえるかもしれません。
この2人は【第1話】から登場していますが、注目したいのは【第7話】です。
「本当に調査を?」と一瞬疑われたとき、元パク・スチャンは言います。
「自慢じゃありませんが、38度線以北ではぐれた人も捜し出せます」
それにかぶせて元ホン広報チーム長は「すごい執念だから」と追随します。
これは「涙の女王」ストーリー上に、うまく「愛の不時着」をかぶせていて、ファンを喜ばせてくれました
しかし、それに続くシーンも見逃せません。
元パク・スチャンが、携帯電話に保存されている写真をハッキングしたと、女性が写った写真を見せているとき、元ホン広報チーム長は言います。
「これは脚が一番長く見える角度でして、丁寧に撮られた写真です。」
続いて「愛を感じる」とパク・スチャン。
間髪入れずに「100%」と元ホン広報チーム長。
これって、2重の喜びではございませんか
①「脚が一番長く見える角度」は、まさに昨年binjinファンを沸かせたイェジンさんのInstagram写真を想起させます。
ゴルフの練習に行き、夫に脚が長く見えるよう写真を撮ってもらったというコメントが付けられた写真です。
その写真に「愛を感じる」とファンは喜んだのは記憶に新しいところです。
もしかして、脚本家の先生は、ここから取材されたのでしょうか
②そして間髪入れずに「100%」。
「愛の不時着」【第11話】でボディガードを伴って出社したセリを見て、セリズチョイスのチーム長2人は熱愛が始まったと確信し、「忙しくなるな」「確実に」と言います。字幕では「確実に」ですが、「ペッポ」と聞こえます。
これって「涙の女王」でも「100%(ペッポ)」と同じ発音をしています。ホン広報チーム長&購買チーム長ファンの私には、なんとも懐かしく、思い出深いセリフです。ありがとうございます
登場人物
そのほか、「愛の不時着」で耳野郎マンボクさん、大佐夫人のヨンエさん、平壌でウェディングドレスをこっそり商っている女性、など、再会できてうれしゅうございました
今後に期待するところ
ところで、ジョンヒョク&ユン・セリの特別出演はあるのでしょうか。
役柄からして、セリズチョイス社長のセリは違和感なくイメージできますが、ジョンヒョクはどうでしょうか。ソウルでピアノを弾いている「夢の未来」を見られたら、うれしずぎて昇天してしまいそうです。
でも、「涙の女王」をとても楽しく視聴しているので、私からは何も望むことはありません、すべてありがたく享受してまいりたいと思います