織女と彦星がどのように天の川を渡るのかご存知ですか?
七月七日の夜、鵲(カササギ)がどこからともなくたくさん飛んできて、翼を広げて橋を作ってくれるのだそうです。
熟語にして、鵲橋(じゃっきょう)とも云います。
鵲が翼を広げて作ってくれる橋は・・・天の川に相応しい橋でしょう。
そして、男女の仲を取り持っものを「鵲の橋」と呼ぶようになりました。
鵲こそ、日本の恋のキューピットと云えるかもしれませんね。
鵲は今でいうアオサギ(青鷺)のことです。アオサギは翼を広げた大きさが、日本にいる鷺のなかで一番大きい鳥ですから、すてきな橋になるのでしょうね。
織女と彦星もきっと、ふわふわした夢見心地で、この橋を渡ったでしょうね。
※※ カササギ(鵲)
野鳥図鑑では、カササギとは、アオサギの半分ほどの大きさの鳥で、とても橋作りに耐えられるような鳥とは思えません。
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