この日は天婦羅で飲みたい気分だった。
お気に入りの蕎麦屋に行き天せいろお蕎麦後出しで頼んで飲んだ。
欲求は満たされたのだが、天丼もよかったな、と思った。
最初から甘辛いタレがかけられた天丼。
タレを吸ったご飯も、またいいつまみになる。
それに天丼セットのほうが、コスパもよいのだ。
次回はそれでいこう。
この日、ワンタンメンに関するブログを目にした。
それに感化され、すっかりワンタンメン腹になってしまった。
仕事を終えると、近所の中華料理店を訪れた。
最初からワンタンメンを注文するのもなんだか違う気がした。
まず前菜で攻め、フィナーレをワンタンメンで飾るのだ。
先陣には空芯菜炒め、ピータン、エビ玉を選んだ。
しかし、これらが、どれも今一つだった。
そして、ワンタンメンに至ったわけだが・・・
俺が好きな映画に「タンポポ」という映画がある。
街のしがないラーメン屋が、トラック運転手のゴロー(山崎努)とその仲間達の力を借りながら、街一番のラーメン屋になっていくという映画だ。
ラーメン屋の店主はタンポポ(宮本信子)という女性だ。
本物のラーメン屋だった御亭主に先立たれ、見様見真似でラーメン屋を続けているという設定だ。
当然、作るラーメンは美味しくない。
それをゴローに指摘され、心機一転、旨いラーメンを作ろうと奮闘していく。
一番初めにゴローはタンポポにこう指摘する。
「熱くないラーメンは、ラーメンではない!」
俺も同じことを思った。
ほとんど残して、店を出た。
家に帰ってそのことを妻に話したら、
「喜楽に行けばよかったのに。」
とあっさり言われてしまった。
喜楽について知りたい方は、渋谷、喜楽でググってくれたまえ。
ではまた。
ホテルを後にして、昼は小作に立ち寄った。
甲府の有名郷土料理店だ。
甲府駅をはさんで北と、南に二店舗あるのだが、今回は北口店を利用した。
メニューに、いなごの佃煮を見つけた。
いなごの佃煮を最後に食べたのは、赤羽のまるよし酒場でだ。
もう20年以上前の話だ。
でもその時のことは鮮明に今でも思い出せる。
飲み友と、メニューにいなごの佃煮を見つけ、ふたりで目を合わせ、
「いってみます?」
「いってみますか。」
と、恐る恐る注文したのだ。
そしたら、意外にこれが旨かった。
久々にいなごの佃煮を食べてみることにした。
甘辛味で、サクサクとした食感で、酒のあてにぴったりだった。
隣のテーブルでご年配の男女のグループが楽し気な食事会をされていた。
男性4人、女性4人。
いくつになっても男女は合コン的なものをするのだなと、なんだか愉快になった。
「あれ、なんだっけ、あれ?」
男性の一人がそう大声を出した。
俺は「あれ」を知っていた。
つい、
「それって、〇〇ですよね。」
なんて、それに横槍を入れそうになり、あわてて言葉を飲み込んだ。
でも逆に外野から口を出していたら、それはそれで楽しいことになっていたんじゃないかなとも思う。
小作はほうとうで有名だが、ホテルの朝食でもそれを食べていたし、俺はほうとうを注文する気はさらさらなかった。
しかし、妻がそれを注文した。
カレーほうとう。
「あんな、カレーにな、ほうとう入れても旨いんやで。ほうとう(本当の意)やで。」
と妻の笑いをとるつもりで言ってみたのだが、まるっきりスルーされた。
って、俺は何を書きたかったのか。
こういうのを取り留めもない話っていうんですかね?
おつきあい、ありがとうございました。
朗読してほしい人物は?
▼本日限定!ブログスタンプ
朗読してほしい人物は?
こういう質問は俺を混乱させる。
朗読してほしい人物。
誰の話を朗読してほしい?
って意味かと、
所謂、伝記の話かと思ったじゃないか。
しかし、質問の意図は、違うらしい。
朗読してもらうなら、誰にしてもらいたい?
という意味のようだ。
そういうことなら、オダギリジョーさんかな。
土曜日の夕方、ラジオでオダギリジョーさんが、手紙を読み上げる番組があるのだが、あれがとても良かった。
土曜日によく飲みに行っていたとんかつ屋で、それが流されていた。
彼が淡々と読む、ノスタルジックな手紙の朗読を聞きながら、一人静かに、とんかつをつまみに酒を飲む。
いい時間だった。
とんかつ屋は、メニューや価格、置いている酒が変わってしまってから、足が遠のいてしまっている。
ホテルのチェックインまで、30分ほどあった。
ロビーで時間を潰すという手もあったが、折角だしホテルの周辺を探索してみることにした。
探索するまでもなく、ホテルの目の前にお誂え向きのカフェがあった。
入ってみた。
水信玄餅というのが名物らしい。
夏季限定メニューだそうだ。
どうも俺は限定に弱い。
言われるがままにそれを注文していた。
信玄餅というのは餅にきな粉と黒蜜をまぶして食べる甲府の銘菓だ。
その餅が水餅。
羊羹と水羊羹みたいなものか?
期待して待つこと数分、届いたものは、まるで水晶玉だった。
味もさながら、見た目のインパクトが衝撃的だった。
お土産にしたら喜ばれるだろう。
と思ったが、残念。
出されて30分以内に食べ終えないと、液状化してしまうとのことだった。
あわてて3分で食べ終えた。
甲府に行った際は、是非、召し上がってみてほしい。