2016プレナスなでしこリーグ1部 第17節10月15日13時キックオフ @フクダ電子スタジアム
観客数 1845人
JEF千葉L 0ー1 浦和L
(得点) 55分 長船
(JEF千葉)
_____菅澤_____小沢_____
深澤__鴨川__瀬戸口_安齋
上野__磯金__西川__櫻本
__________山根__________
65分 小澤→若林
90+1分 安齋→鶴見
(浦和)
_____後藤_____白木_____
塩越__筏井__猶本__柴田
北川__乗松__長船__栗島
__________池田__________
77分 塩越→高畑
90+1分 白木→エミリー
90+3分 後藤→臼井
(試合経過)
※選手見誤りなど、アバウトな状況説明になりますことご了承下さい。
(前半)
2分千葉
右コーナーキック(CK)から瀬戸口キックイン→ゴール前競り合い、千葉か押し込めず浦和が凌ぐ。
10分浦和
白木が右から持ち込みクロスを入れる→GK山根キャッチ。
13分浦和
右から攻勢を仕掛け、塩越、後藤から北川に渡り、ペナルティエリア(PA)前左で倒されフリーキック(FK)を獲得。
FKを筏井蹴り、ゴール右上に外れる。
16分千葉
瀬戸口から縦にゴール前出され、菅澤出るがGK池田キャッチ。
17分千葉
安齋からゴール前菅澤に出る、GK池田キャッチ,
22分浦和
右サイドから栗島のゴール前ニアへのパスに塩越出るも、山根が出てセーブ。
25分浦和
右サイドからゴール前へ猶本のパスに、白木が受けるがオフサイド。
26分浦和
右サイドで柴田がドリブル粘って右CK獲得。
キッカー筏井のキックインに、柴田が合わせ切れず、戻された後方から乗松のシュートは、GK山根が正面でキャッチ。
29分浦和
後藤からPA前左に白木にパスが出て、白木倒されFK獲得。
FKを筏井が蹴ると、低空のライナー性がゴール右へ→GK山根が横に倒れてセーブし、右CKに。
33分浦和
左から北川→後藤→猶本のスルーパスに白木が出るが、GK山根キャッチ。
37分
左サイドから北川がドリブルで侵入をDFがカットし、CK獲得。
左CKから筏井がキックイン→ゴール前から戻して、後方から栗島のシュートはDFがクリアして、再度左CKに。
筏井がキックイン→ゴール前ニアで北川がバックヘッドで擦らすも、ゴール上に外れる。
46分浦和
左サイドから北川のクロスに白木出るが、DFがカット。
(後半)
3分千葉
右サイドからのクロスに、菅澤がゴール前でヘッドを合わせる→ゴール左に外れる。決定機。
8分浦和
PA左横でFK獲得,
北川のシュート性のキックインを、ニアに白木が出るがヘッド届かず、GK山根がパンチングで逃れる。
☆10分浦和
PA右横からのFKを筏井がキックイン→ゴール前流れて左サイドの柴田が受け、クロスを入れる→ゴール前長船がヘッドを合わせ、ゴール左上に決める。
浦和先制。浦和1-0千葉
17分千葉
左から右サイドの櫻本が受けてクロス、GK池田キャッチ。
20分千葉
PA横右サイドで櫻本を塩越が倒しFK獲得。
瀬戸口のキックインを乗松がクリア。
22分千葉
ゴール前縦へ出た浮き球のパスに、DFと競った菅澤がバイスクルシュートを試みるが、ゴール左へ外れる。
24分浦和
千葉陣内でボールを奪い攻め上がる猶本が中央ドリブルから、ゴール前へスルーパス→白木に合わず、GK山根キャッチ。
29分千葉
左から右への展開、右サイドの櫻本からクロスに、ゴール前ファーに菅澤出るが合わず。
30分浦和
左サイド塩越から→ゴール前左に白木が出る、ドリブルでDFを抜き侵入→ゴール際角度無い位置からシュート!?を、GK山根が飛び付き右へ弾き出す。
31分浦和
右から猶本が攻め上がり、DF2人をかわして中央に入りシュートは、ゴール前の塩越に当たってしまう。
35分浦和
右から猶本→左の北川に渡りクロスを、DFがブロックして左CKに。
39分千葉
右への展開から安齋がクロスを入れる→ゴール前ファーで菅澤が出るのを、DFが防ぐ。
46分浦和
中央で受けた猶本が、ミドルシュート→ライナー性をGK山根が正面でキャッチ。
アディショナルタイムを4、5分経過してタイムアップ。
試合開始直後、千葉がCKから押し込むチャンスを凌いだ浦和。序盤は千葉が攻勢に出て自陣に押し込まれる場面もあったが、浦和は押し返しながら、伊賀戦と同様に徐々に攻勢への連携を高めていく。
今日も北川の左からのサイドアタックが目立ち出し、さらに大きな展開から左右に揺さぶり始めると、高い位置でポゼッションしながら、試合のペースを断然優位に攻勢を続ける。
しかし千葉は、浦和の出足に対応早いDFで応戦し、連携立って複数で囲み行く手を阻み、PA内侵入を許さない。
浦和は前線にスルーパスを入れ、サイドから突破しようと打開を図るも、フィニッシュまでには至れない。
球際激しくFK、CKを何度も獲得できるものの決め切れず、前半を終える。
後半に入ってすぐ、千葉が櫻本の右クロスから菅澤がDF(長船?)をかわしヘッドを合わせるも、左へ外れる。この試合、浦和にとっては最大のピンチだったか。
以降、前半と変わらず優勢に出る浦和は、55分、右サイドのFKから左へ流れたボールに柴田がクロスを入れると、ゴール前で長船がゴールに叩き込む!GK山根が飛びつく左上を抜くゴールを決め、浦和が先制。
失点後攻勢に出る千葉だが、サイドから菅澤ターゲットに合わせるところ、サイドの突破を図るところに、浦和DFがしっかり対応してシュートにまで至らせない。
特に執拗に仕掛ける右サイドの安齋を食い止め、左サイドの上野の上がりを許さなかったDF力は高かった。
浦和キラーの深澤も目立つことはなく、鴨川も含めた千葉得意のポジションチェンジを絡めた変幻自在な攻勢に、今回は掻き回されることはなかった。
時間経過とともに、スペースの空いた千葉陣内を攻め上がる猶本が目立った。
スピードに乗ったドリブルで相手を交わし、PA前までは行く。
だが自ら撃つチャンス、追走者に合わせるタイミング、今一歩噛み合わずに終わった。猶本に限らず合わせ切れなかったのは、後藤、白木のツートップがシュート0という結果にも表れているだろうか。
また77分に高畑が入りCBが3人体制の、いつもの守り切る吉田戦術だが、後藤が左サイドに出たボールにチャンスも、サイドライン際に向き直りボールキープを始めているのに、続くプレーでは、北川が相変わらず高い位置から攻め上がり、猶本も果敢に出て行く。
挙句、ボールを失い千葉が攻め入るチャンスを与えていたのではないか。守るのか攻め切るのかが、徹底されていないと窺えた。
今日の様子なら、攻め切ることも出来たのではないか。何故なら、白木が伊賀戦以上に前からのチェイシングが素晴らしく、後半終盤でも衰えなかったから。これは千葉には効いていたはず。千葉のビルドアップを逡巡させ続けた功績は高いだろう。
今日の白木には、得点以上に絶え間ない労力があったことを讃えたい。偉そうなことを言わせてもらえば、これこそ浦和として認められるプレーだったと思う。
まだ一節を残していますが、今季ほど辛いことが長いシーズンはなかったです。
残留を決めれて、本当にホッとしています。分かち合える方々が多く嬉しいです。
レッズレディースは、ゲーム毎に連携が高まり、成長著しい選手もいます。栗島選手、塩越選手、北川選手、白木選手、トライ&エラーを繰り返し逞しくなって来ているはずです。あおい選手も起用機会が増えれば同様でしょう。
あともう少しのゴール前の擦り合わせや強さが出てくれば、トップチームなみの得点力がブレイクし、もっと楽しめるはずだと信じ、後押しを続けていきたいです。