8/4(日)、メットライフドームで行われたライブ、ももクロマニア2019に行って来ました。
東京五輪に向けて2017年から始まった夏の祭典:Road to 2020は、今年で3回目を迎えました。
音楽とスポーツの融合をテーマに、ももクロのライブと各種スポーツ競技が共演する一大イベントで、今年は8/3、4日の2日開催で約65000人もの観客が集いました。
今年のももクロマニアは、メットライフドームのバックスクリーン前にコロッセロを模した巨大な舞台セットが築かれ、200人以上はいたであろう若いチアリーディングの選手たちが舞台中を埋めつくしてパフォーマンスを繰り広げる迫力ある演出が主体となり、進化し続けるももクロ4人の質の高い歌とダンスも相まって、ライブは終始盛り上がりを見せました。
ライブ中盤、ももクロ4人によるMC時に来春行われる地方開催ライブ(ももクロ春の一大事2020)の開催場所が発表されました。
2017年埼玉県富士見市を皮切りに、18年は滋賀県東近江、今春は富山県黒部市と毎年地方を巡る恒例となったライブですがー
ステージ上の大スクリーンに発表された場所は、なんと意外なことに福島県のJヴィレッジでした。
春の一大事は、毎年日本全国の各地方自治体が開催招致に名乗り出て、ももクロ主催側が複数の候補地の中から選出していると聞きます。
来春は、Jヴィレッジのある福島県楢葉・広野・浪江の三町合同大会となるそうです。発表後のステージ上には広野町長が出て来て挨拶もありました。
いずれも東日本大震災で甚大な被害を被り未だ原発事故の影響が癒えない地域ではありますが、今年4月20日には2011年以来のJヴィレッジ再開を果たし、地域再生に向けての大きな一歩を踏み出しました。大いなる活性化へと、ももクロが一役買って出る恰好となる様子です。
東京五輪聖火ランナーの出発点にもなっており、ももクロが推し進めて来たRoad to 2020当年のスタートを切るにふさわしい開催地といえるでしょうか。Jヴィレッジ再開一周年を記念して、目指して来た音楽とスポーツの融合が極まれる、印象深い一大イベントとなることでしょう。
東京五輪に向けて、特にマイナースポーツの紹介やパラリンピックの選手達にスポットを当て応援して来たステージがあり、原発事故対応の拠点となった被災地へも赴く。
"笑顔のチカラ・つなげる思い"という春の一大事の標語どおりの行動力こそ、ももクロらしくて感動を覚えます。
来春、ももクロのライブ場所は観客席があるJヴィレッジスタジアム(5000人収容)もしくはピッチ3面使うなどのグラウンドレベルで開催されるかは不明ですが、いずれにせよ空いたサッカー場で、ぜひなでしこリーグのリーグ戦も共催してもらいたいです。
一万人以上は訪れるであろうモノノフが、無料で見物出来る試合があれば気軽に足を運びやすいし、女子サッカーにとっても大きなアピールの場になるはずです。
地元が近いマイナビベガルタ仙台レディースが主催して、相手が浦和レッズレディースだったら…
ああなんてステキなことでしょう。夢想しております(笑)