J1 第1節 @日産 39284人
横浜M 3-2 浦和
関根が交代からすぐに右クロスから、ラファエルの技あり同点ゴールに結び付き、矢継ぎ早に勝ち越しゴールと、これで勝負有りかなと思えたんですがね。
後半28分柏木の交代は!?
那須さんが入り、遠藤が一列上がって柏木の代わりに入るなら解るけど、明らかに駒井が、阿部ちゃんと中盤を組んでいると見受けられました。
ビルドアップから、無難に卒なくこなしている様子ではありましたが、肝心なとこで本職と差が出てしまったかなと私的に思えたのが、以下の場面です。
90分、横浜に再逆転を喫する前段階。関根が縦に抜け出た決定機を阻まれ、横浜の逆襲に遭い、西川が神足のファインセーブで弾き返す。リフレクトを阿部ちゃんが拾って関根に縦に出すと、背後から猛進して来た横浜の選手(誰?)に掻っさらわれ、天野が受けて左へ展開しようとするこのシーンこそ、中盤の差が出たのかなと思えるのです。
天野に対峙した駒井です。カード覚悟で天野に必死に食い下がってでも、止めないといけなかったんではないかなと。
縦に伸びて応酬しあう終盤、中盤のセカンドボールを如何に奪えるか、もしくは相手に出させてはいけないか。それは関根にスライディングで掻っさらった横浜の選手(?)には、危機管理の必死さが窺え、本来ボランチではない駒井には、そこまで意識が働かなかったでしょうか。
天野から左に出されると、再三やられていた斎藤が控えていてピンチに陥る。実際抜け出されて前田のゴールに結び付いてしまいましたが。
駒井を責めるつもりはなく、この場面が柏木だったらと、咄嗟に天野を阻んでいたのではないかと思えて残念です。
右後ろに控える森脇には、既にこの試合においては斎藤が秀でて独壇場と化し、対応を求められなかっただけに、最も出されてはならない場面だったのではないでしょうか。
森脇には、同じ右SBならレディースの栗島の機転の利き方でも、よく学んでほしいですけども。
先制されたのも含め、再三のピンチをよく持ち堪えて来れましたが、腑に落ちない配備の差が、最後の最後に勝敗を分けた気もした開幕戦でした。
青木のケガの状態が心配、しかしもう3日後火曜には、ACL予選勝ち抜けに大事なFCソウル戦。落胆の間もなく過密日程は続くレッズです。今出来る限りの修正と奮起を、私的には長澤と矢島の活躍に期待しています!