左の加藤から後藤が左に出る→ペナルティエリア(PA)内で吉良が受けて後藤に戻しシュート→ゴール枠上へ外れる。
8分浦和
右の乗松から左の加藤へ。加藤はDFをかわしてクロスを入れるが、ゴール前入っておらず。
続いて右の乗松から左の吉良へ。吉良のクロスにもゴール前おらず。
10分長野
縦パスに前線の横山が出る→長船が対応して防ぐ。
13分浦和
柴田→後藤→左の加藤→同サイドの北川へ出てクロスを入れる→ゴール前の後藤に合わず。
13分浦和
右の乗松から→中央の柴田→猶本のミドル→威力なく、GK池ケ谷が正面でキャッチ。
16分浦和
乗松→PA内吉良が戻して、柴田が右から入って来てシュートは、DFにカットされコーナーキック(CK)に。
右CKがファーサイドに流れ、猶本が拾うと、ゴールライン際の角度のないところからクロス?は、ゴール上ネットに落ちる。
17分長野
左から横山がボール奪取して持ち込みシュート→GK池田がライナー性をキャッチ。
※23分浦和
左CKを猶本がキックイン→ゴール前で後藤がヘッドに出ると、GK池ケ谷とDFが防ぎに出て3人が交錯。ボールはDFに当たり?ゴールインするも、後藤のファウルをとられノーゴール。
27分長野
中央から國澤のパスに前線の泊が出る→長船がスライディングでカット。
★31分長野
左から大宮のパスを浦和の北川?がカットした(受け損なった?)リバウンドを横山が奪取→児玉に渡り、横山再度受けてドリブルで上がり、中央右からシュート→ライナー性の低い弾道が、ゴール左ポストに当たるも、跳ね返ったボールはゴール内に収まりゴールイン。
長野先制。長野1-0浦和
33分長野
浦和が左サイドでのパス交換を奪われ、(長野にとって)右サイドの児玉が持ち上がる→泊が受けて、右から中へドリブルで持ち込むも、猶本?がカットしてCKに逃れる。
38分長野
泊、横山らが絡み、右からクロス→ゴール前シュートにDFがクリア?し、浦和は決定的ピンチ?を凌ぐ。
(詳細はよく見れてませんでしたm(_ _)m)
39分浦和
右から繋いで猶本がミドルシュート→左上へ外れる。
44分浦和
加藤→左から北川のクロス→後藤のヘッドは弱くゴール左外へ
45分長野
左から受けた横山がドリブル→ゴール前に出た泊にパスも、GK池田がキャッチ。
AD(アディショナルタイム)長野
齊藤がドリブルで出る→PA内左で柴田がなんとかカットし食い止める。
[後半]
3分長野
浦和が右サイドのパスミスを突いて、泊が奪取すると、DF2人をかわしカットインしてシュート→右へ外れる。
5分長野
PA左から大宮が、浦和DFを股抜きで出るが、浦和DFが防ぎシュートに至らせず。
7分浦和
右から猶本→柴田→猶本のクロス?はゴール枠外へ。
8分浦和
右から塩越が出てクロス→ゴールニアに後藤が入るが、長野のDFが防ぐ、
11分浦和
右から繋ぎ左の北川へ、北川がクロスを入れる、吉良がゴール前出るが、長野のDFがブロック。
12分長野
縦パスを受けた横山に、浦和DFが対応したこぼれ球?に、齊藤がPA前からシュートは、右へ外れる。
13分浦和
PA前左から加藤のシュートは、右へ外れる。
16分長野
大宮から左で受けた泊が、中央へドリブル→高畑がカットしCKに。
★19分長野
左から泊のパスを受けた横山が、PA前からDFをかわしてシュート→グラウンダーがゴール左隅へポスト内側に当たりながらもゴールイン。
長野が追加点。長野2-0浦和
25分浦和
中央の猶本→左から北川のクロス→ゴール前後藤出るが、長野のDFに付かれ防がれる。
26分浦和
右から山守のクロス?は、ゴール上を突いて、GK池ケ谷はパンチングで逃れCKに。
左CKから、ゴール前ファーで塩越が足で合わせるがゴール右へ外れる。
28分浦和
左から北川が持ち込み、DF2人をかわしクロスを入れるが、GK池ケ谷がキャッチ。
☆31分浦和
左から塩越→柴田→中央右の山守へと渡り、守屋がシュート→リバウンドをさらに山守がダイレクトにシュートを放つと、ゴール左隅上に決まり、浦和が1点返す。
長野2-1浦和
33分浦和
右から繋ぎ→中央から北川がシュートは、ゴール枠上へ。
37分浦和
中央で柴田が粘ってキープし繋ぎ、中央右から守屋のシュート→ゴール左へ外れる。
38分浦和
右から山守のクロス→PA内右で吉良がヘッドを合わせるが、うまく当たらずゴール外へ。
40分長野
PA内縦にスルーパスを通し、横山→児玉がシュートは、GK池田がゴール前左へ倒れセーブする。
45分長野
左サイドから中へ入って来た齊藤がシュート→グラウンダーが左へ外れる。
その後特に見せ場なくタイムアップ。
試合序盤、浦和は前2戦では見受けなかった左右への展開から、攻撃を進めていこうという意図が感じられる。
前からボールを奪い動かし、左サイドからは今季初出場の加藤が突破を図り、攻撃に活性化を促す。左右から積極的にクロスを入れていくが、しかしゴール前では合わずにフィニッシュには至らない。
また中盤の猶本から前線へのパスが、長過ぎたり強過ぎたりで合わず、チャンスに繋がらないのが目立った。
20分過ぎ、浦和はコーナーから後藤選手がゴール前で絡み先制かと思いきや、ファウルを取られノーゴールの判定。
この頃はまだ優勢にゲームを進めていて、応援のほうの雰囲気もまだ次のチャンスを生かして得点できればと、余裕があったように感じられた。
しかし、長野の隙を突いた縦への素早い反撃が、横山選手・泊選手を先鋒に立てて次第に浦和ゴールを脅かし始めると、31分に横山選手がゴール前で抜群の個人技を発揮する。
遠目から見届けたかぎりでは、PA前右から浦和DFを交わしてのシュートは、ゴールの可能性には無理があるように一瞬思われた。しかしゴール左隅ぎりぎりを突いた鋭い弾道が突き刺さり、長野の先制弾となる。
私的には、今までなでしこリーグを見て来て、日本人選手では記憶の無い、振り抜きの速さとシュートレンジの広さに見受けられた。
2013年に駒場、新潟の外国人選手・ティファニー・マッカーティが、リーグ戦初ゴールを決めた右からの角度、鋭い弾道にも似ている。
あの時もGK池田選手であり、不意を討たれて反応できなかった。それだけ日本人ばなれした、ゴールセンスを見せ付けられたという印象が残った。
歓喜に沸く対岸の長野サポーター。不意を討たれたのは浦女のゴール裏も同じであり、しばし言葉を失い沈黙する。正直まさかの失点である。
横山選手の一撃が、長野にトップリーグで対等に渡り合える自信をより深めさせ、反面浦和には、勢いに乗る昇格チームに突き上げられる焦りが生まれる。形勢が逆転した。
先制された後、浦和は反撃に出ようにも思うようにうまく繋がらず、勢いに乗る長野のほうがしっかり守って速い攻撃に転ずる、攻守にメリハリがある。中盤の底では國澤選手が効いている。ゴールに繋がりそうなチャンスは長野のほうが多い。
横山選手が前でキープできる絶対的強さから、左・中・右と繋ぎ攻撃のリズムが生まれると、浦和は後手を取って攻め込まれ、ゴール前でなんとか凌ぐ場面が続いていく。
浦和は出しどころに窮して来ると、パスを繋いで行くうちにプレッシャーを受け戻されることを繰り返す。
途中出場の塩越選手に北川選手が、サイドを起点として攻め上がりゴール前に入れて、吉良選手・後藤選手らがフィニッシュに入るが、長野ゴールを脅かすまでには至らない。
後半19分、長野は左からのクロスを浦和DFが跳ね返したクリアボールを泊選手が奪うと、中央の横山選手に渡す。横山選手はPA前で浦和DF(長船?)に付かれながらもドリブルから右に持ち出すと素早く右足が振り抜かる。グラウンダーがゴール右ポスト内側に当たってゴールイン。先制点と同じような角度に決まる追加点となる。
ゴール裏からしっかり見る目を持った方(O氏)に言わせると、浦和DFが横山選手の利き足側(右)への寄せが甘くなった一瞬をつかれてシュートを撃たれたとのこと。
それにしても横山選手の、ゴール前でDFと対峙しながらも間隙を突いて得意な体勢に持ち込み、ゴール枠際にシュートを撃ち切れる瞬発力・卓越したゴールセンスには恐れ入る。
オリンピック最終予選の経験を経て、さらに自身の型に磨きがかかったように見受けられる。
今季開幕から3試合すべてに連続ゴールの5得点(次点が2得点)の決定力は、トップリーグでもすでに他を圧倒している。
次代のなでしこを背負って立つエースの筆頭として、図抜けた存在となりつつある。
なでしこリーグのどのチームも、とりあえず長野と一通り対戦を終えるまでは、横山選手相手に苦戦するのではないだろうか。
素人の戯言を承知で申し上げるなら、左右に振って相手を崩しながら、クロスを入れフィニッシュに至る型ばかりを意識して、ある種嵌め込まれた感のある、手数のかかる攻撃パターンばかりを繰り返してはいないだろうか。
FWは、クロスやスルーパスに合わすだけの、言わば点と点を結び付けるためにいかにうまく入り込んで決め切れるかだけの、フィニッシャーとして役割にしか過ぎなくなって来てはいないだろうか!?
清家選手というスピードスターに頼り過ぎて来たために、他FWの個の力はないがしろになって来てはいないだろうか!?
いつでもどの相手でも同じ攻め方ばかりなら、相手としては当然組みし易い。もっと相手の懐に入った起点から、全体が機能し始めるような見応えある攻勢を望みたい。
長野に浦和から移籍した、泊選手・齊藤選手に大宮選手(浦和→ステラ→長野)らが、本来の持ち味を発揮してプレーしているように見えるからこそ、尚更に悔しく思える。
アグレッシブに縦に挑もうと、トライ&エラーを繰り返しながらも、長野の選手達にには思い切りの良さが目立った。
結果が伴わなければ、プレーを楽しむことはできないだろうけども、吉良選手が記念すべき100試合出場の試合を充実できずに、自らの不甲斐なさを思ってか、敗戦後号泣する姿など、もう見たくは無いのだから。
猶本選手が負傷退場から松葉杖で今後が心配。
山守選手の初出場初ゴール、清家選手の復帰は明るい材料です。
17日コノミヤ戦、今後の浦和のリーグ戦の行く末を占う、ホームゲームとなりそうです。
なんとか良いきっかけになるゲームを!