浦和 5-0 横浜シーガルズ
(得点)
★12分長船
左コーナーキック、猶本キックイン→ゴール前中央で長船ヘッド、ゴール右に決まる。
★16分吉良
高畑からの縦のフィードに、吉良がDFラインを抜け出てGKと1対1から、かわしてゴールを決める。
★25分猶本
ゴール前中央20m位で柴田が倒されFK。
キッカー猶本がゴール右上に決める。
★35分岸川
池田のゴールキックから後藤へ→リバウンドを拾った岸川が中央からロングシュート→GKを越え枠上にゴールが決まる。
★88分白木
長船からの縦のフィードに、中央右から白木が出てドリブル→ゴール前右から対角に、左隅にグラウンダーを決める!
(浦和L)
______後藤__吉良______
加藤__岸川__猶本__柴田
臼井__高畑__長船__乗松
________池田_________
HT 乗松→石井
72分 吉良→白木
77分 臼井→和田
(横浜FC)
________吉田________
石原愛__山本絵____佐藤
_____中居___牟田_____
山本茄_田中__宮下_石原美
________出口________
60分 田中→金澤
87分 宮下→今井
89分 石原愛→田中
前半はポゼッション優勢にラインも高く横浜を圧倒した浦和。ビルドアップから両サイドに揺さぶり、右の柴田選手のキープから乗松選手が内に切り込み、左からは加藤選手との連携から臼井選手が出てクロスをあげる、両SBの積極的な攻撃参加が目立ちました。得点以外にも、ゴール前で柴田選手や吉良選手らフィニッシュに入り惜しい場面が見られるなど、後半はさらに得点を期待しましたがー
後半、浦和のパス回しに順応してきた横浜が球際の寄せに早くなると、なかなか前を向いてボールを繋げなくなり、出しどころに窮して後ろに戻す場面が増えていきます。
ビルドアップに後列で左右へ巡らせても、前に出せる隙がないと横パスを繰り返して全体のリズムが停滞してしまう。攻め切れずボールをとられると、左右の裏から攻め上がられる反撃を許すようになり、ゴールへ貪欲な勢いのついた横浜に攻め込まれ、ゴール前を脅かされる場面が増えていきます。
今季の浦和Lに度々見られる後半半ばでの失速ぶりは、4-0でリードしていたとはいえ、この試合でも攻め手を欠いて長らくシュートにまで至れない時間帯が続きました。
ついに白木選手が、今季初ゴールを決めてくれたのは明るい材料であり、今後勝ち進んでいく上でのカギとなりそうです。
試合後ゴール裏に呼ばれ、さらにゴールを決めたい!と力強く応えていました!
右から対角への鋭いグラウンダーのシュートといえば、清家選手の最も得意とするところです。白木選手だって秘めていたものであり、素晴らしいファインゴールでした!
未完の大器白木星が、貴子さまのぶんも発奮して結果を出し続けるなら、レッズレディースの皇后杯はさらに継続されて行くでしょう。
そうあってほしい、願わずにはいられません。皇后杯初戦は、今季のレディースにとっては、上々の滑り出しではないでしょうか。