▽1次リーグC組
日本1―2デンマーク
(3月4日@ポルトガル・パルシャル 観客数200人)
[得点]
02分 トロエルスガール
17分 安藤梢
58分 ラスムッセン
【日本女子代表】
FW: 大野 大儀見
MF: 川澄 阪口 宮間 安藤
DF: 鮫島 熊谷 岩清水 近賀
GK: 山根
46分 安藤→永里
68分 大野→菅沢
84分 阪口、川澄、近賀→有吉、高瀬、宇津木
【ノルウェー女子代表】
FW: 10ハルデル 7S. トロエルスガ-ル
MF: 13ラスムッセン 4ユンゲ 12ペテション 18テ-ゲルセン
DF: 2サンドヴェイ 3ア-ント 6N. ペテルセン 8T. ニ-ルセン
GK: 22クラマ-
63分 ペ-タ-セン→ラ-セン
81分 ラスムッセン→L.トロエルスガ-ル
85分 テゲルセン →ゲビツ
(先制された失点シーン)
左から持ち込まれ、近賀選手の対応には、相手との間合いが少し広い様子にも。
後方では熊谷選手が、ゴール前に入る選手の位置を確認している。
プレッシャーが掛からずクロスを入れられる。カバーに入った安藤選手の脇をすり抜けゴール前へ。
熊谷選手、しかし前に入られてしまう。
山根選手が出てブロック、ルーズボールが転々とする。
右から勢い上がって来た選手に、鮫島選手も対応が遅れ押し込まれる。
カバーに入った岩清水選手の後頭部直撃(>_<)
7番の選手のちょうど目の前にリバウンドが落ちて来て(アンラッキー)、シュート。
試合立ち上がり、まだゲームに入れない対応の遅れの1つ1つが、失点に繋がったといえるでしょうかー
(安藤選手のゴールシーン)
大儀見選手が身体を張ったボールキープから、宮間選手へ
2人に付かれても、隙を通して川澄選手へのパスを通す。
大野選手に引き付けられたDFが虚を突かれる。ぽっかり空いたスペースに、大儀見選手が入って来て
シュートを放つ
右ポストに当たるも詰めていた安藤選手。
リバウンドを拾ってすかさず
叩き込む!
なでしこらしい、各々が役割を果たして繋いだ、ゴールシーンではありました。
(後半失点シーン)
右サイドで鮫島選手がカットできず
阪口選手もかわされて前に出される
熊谷選手が追いつくも、膝に当てたボールが転がって行く
7番の選手が先に追いつき、入れ替わられてかわされる。
クロスを入れ
ゴール前で合わせられ
痛い失点となりましたー
(デンマーク戦で感じたこと)
前半序盤からデンマークの勢いに圧倒され、狙い通りにボールを刈られ裏を突かれるなど、相手の出方を見くびってはいなかったか。
欧州組と宮間選手以外は精彩を欠いていて、各選手調整が遅れている印象。
球際に粘りがうかがえず、簡単に出される場面が多かった。
特に前半は、互いの間隔や連携を修正できず、間延びした状況が多かった様子。
日本のチャンスメイクは、全てと言っていいくらい宮間選手から繰り出された展開によるもの。
特に大儀見・宮間選手のホットラインから惜しい場面が続き(後半)、今後も代表にとって生命線となるでしょうか。
宇津木選手を、もっと早い時間から投入していたらと思えるくらいの存在感を、短い出場時間で発揮していた。
前回のゴールは、2013年7月の東アジア選手権中国戦。この時も、前半で交代となり、結果出してるのに…と思わなくもないのですが。
予定通りの交代であるなら納得ですが。
次戦、フランス戦より先に、なでしこの正念場になりそうですー